【仕入れ担当 竹中より】
山科春宣の染め名古屋帯を、お仕立て上がりにてご紹介いたします。
日本工芸会正会員、工芸染色美術の分野における
重鎮として知られる山科春宣氏。
その伸びやかな生命力溢れる筆致は、多くのファンを魅了し続けています。
大正元年生まれ、東京都出身の氏は、京都に移り住み、高村樵耕に師事、
伝統工芸美術展に入選するなど、広く認められた実力派です。
繊細でありながら、力強い筆致。
素描の味わいをたっぷりと楽しんでいただけるひと品です。
残念ながら、平成10年に他界されております。
その伸びやかで生命力のある作品群は、
今も春宣工房に引き継がれております。
本品はその工房の作品と思われます
【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりました。うっすらと締め跡がございますが美品です。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
【お色柄】
しなやかな帯地は
涼やかなアイボリークリームの絽目。
その地に お太鼓取りにて
可憐な桔梗の紫の花に女郎花 萩などの
秋花もようを添えました。
日本人の心を刺激する趣味性高い仕上がりです。
魅力的な美しい帯です。
お目に留まりましたらこの機会にご検討頂けると幸いです。
どうぞお見逃しのないようお願い致します。
絹100%
長さ約3.68m
太鼓柄 開き仕立
◆最適な着用時期 単ー盛夏(6月末~9月上旬>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。