【 仕入れ担当 渡辺より 】
夏の和姿にアクセントをそえる
『まだ布(科布:しなふ)』の
八寸名古屋帯のご紹介でございます。
ほのかに科の木の香ただようお品。
シンプルで合わせやすい無地で、夏の小紋、織のお着物、
上布、自然布のお着物にあわせて、カジュアルの帯姿を
お楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
かなりハリのある、濃い柿茶色の濃淡の無地でございます。
※前日に霧吹きにて水分を含ませますと、本当にしなやかになりますので、
特に締めにくいということもございません。シワも比較的きれいに戻ります。
【 商品の状態 】
やや使用感、着用シワはございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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科布について
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「シナノキ」や「オオボダイジュ」の
樹皮からつくられる日本最古の織物のひとつ。
葛布・芭蕉布と並ぶ日本三大古代布。
樹皮から採れる靭皮繊維をはぎ、灰汁で煮て薄く裂き、
出来上がった糸を織り上げる。
茶褐色をしていて粗剛で織り目はあらく野趣に富み、
通気性がよく、軽く、水濡れにも強く、使いつづけるほどに
味わいが増す。
現在は新潟県や山形県の一部地域のみで生産されている。
科:100%
長さ約3.54m(やや短尺・お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の織のお着物、小紋、上布、自然布のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。