新潟県、十日町で織り上げられた浮織の九寸名古屋帯をご紹介致します。
【仕入れ担当 吉岡より】
素材の質感、染め、デザイン…
ぬくもりを感じさせるその風情が魅力的な…
越後十日町の伝統工芸作家【七代目 吉澤与市】による九寸名古屋帯です!
十日町でも、一流の名門ブランドとして知られる吉澤織物のお品。
雑誌『美しいキモノ』などにも何度も取り上げられ、
大変人気のあるブランドとして定評を得ております。
シンプルなデザインに上質の織が感じられる名古屋帯で、
帯や小物のコーディネート次第で都会的にも民芸的にもなりますので、
通の方にもオススメ!
ハイセンスだけど肩を張らない自然な装い。
デザイン、織にこだわって創作された一条と言えます。
雪国の名門工房のお品。
末長くお手元でご愛用いただけましたら幸いです!
【色・柄】
帯地は紬ならではのざっくり感と、ふんわりとした軽くやわらかな織味を感じさせて。
お色はシックな墨黒色を基調として。
そこへ凹凸のある浮織を用いて、水色や紫色、臙脂色などを込めて
琉球風の「花織横段」が織り描きだされております。
【吉澤与市について】
吉澤家は、江戸時代中期宝暦年間より、織物業に携わった家柄。
以来、子に孫に受け継がれ、現在吉澤慎一氏が「吉澤織物」の七代目にあたる。
昭和56年、本来の紬に、染め・織り・絞り・縫い・箔などを複合させた全く新しいお洒落着「七代目 吉澤与市の世界」を発表し、話題となる。
二度に渡る通産大臣賞ほか、様々な賞を受賞。
十日町織物工業協同組合理事長、関東八産地協議会会長、新潟県きもの振興会会長など、業界の要職を歴任。
平成5年には通産大臣賞表に輝き、平成7年には伝統的工芸品の功労者褒章受賞。
平成8年からは、十日町市商工会議所会頭となる。
平成9年、黄綬褒章受賞
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6~3.8m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事会など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。