商品番号 1408715

【読谷山花織】特選草木染手織り紬 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「椰子の子守唄」 浮織の味わい、深い彩り… 証紙も残った極上品! 身丈156 裄65.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
豊かで穏やかな面持ち…
読谷山花織――愛する心、祈りの織物。

数ある花織の中でも、特に希少な読谷山花織。
証紙も揃った美品ともなるとご紹介も多くはございません…

南国の織物を愛するファンの方へ…
お目にとまりましたらどうぞお見逃しなく!


【お色柄】
ふわりとしたぬくもりを感じさせる紬地は、
紬独特のフシ糸の質感豊か。

シックな濃い利休茶色地をベースに、落ち着いた色彩の縞に絣、
濃鳶色と埴、狐色などの襷のような繊細な浮紋を緻密に織りなしました。

人々の願いを込めた花織模様は、
見つめるほどに吸い込まれるような魅力を湛えて。

お袖を通せば、ふんわりと軽くやわらかに。
まぎれもない逸品、琉球の織物を、どうぞ大切にお召し下さいませ。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【読谷山花織について】
14~15世紀、琉球は大貿易時代を迎え、
中国や東南アジア諸国との交易が盛んで、
多くの交易品と共に、読谷山花織のルーツとなる
絣や浮織の技法も伝来いたしました。

その技術を応用し、15世紀初頭から織り始められたとされる読谷山花織。
琉球王朝の保護のもと、御用布に指定され、約600年の長きに渡り、
織り継がれて参りましたが、明治の廃藩置県によって花織を着用する階層を失い、
需要の減退と共に織り手も減少、沖縄戦争後は急激に衰退し、
消滅の危機に瀕したため『幻の花織』とも呼ばれました。

その後、1964年に読谷村の情熱ある有志によって約90年ぶりに復活。
人間国宝・興那嶺貞さんら、深い情熱を持った織り手によって復元されたその技術は、
現在では沖縄県指定無形文化財、経済産業大臣指定伝統的工芸品として、全国にその名が知られております。

文様のそれぞれに、
『ジンバナ(銭花):お金に困らないように』、
『カジマヤー(風車):長寿の願い』、
『オージバナ(扇花):子孫繁栄の願い』
の意味を持つ、3つの文様を基本とし、
それらの文様を少しずつ崩すことで、多種多様な模様が織り込まれるようになっております。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈156cm(適応身長151cm~161cm) (4尺 1寸 2分)
裄丈65.5cm (1尺 7寸 3分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49.2cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾30cm (7寸 9分)
◆八掛の色:鳶茶・無地
※衿ホックなし(引き紐タイプ)

【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、街着、気軽なお食事など

◆あわせる帯 お洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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