商品番号 1404708

【創業明治17年 よねざわ新田】 特選紅花草木染真綿紬 ~紅重ね 太子間道~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「よろけ格子」 ふうわりやわらかな彩り 身丈160 裄64.5

売切れ、または販売期間が終了しました。




【 仕入れ担当 渡辺より 】
紅花紬の名門【 よねざわ新田 】より
ふうわりとやわらかな真綿の地風に、紅花を主体とした
草木染料を用いた糸を織り込んだ、風合い豊かな
特選紅花紬のご紹介です。


ナチュラルでやさしい着心地に、無地に近い
織の表情のみのお品で、帯合わせ次第で印象が
変わりますので、カジュアルシーンに重宝して
いただける事でしょう。


【 お色柄 】
ふっくらとした地風の明るく淡い朱鷺羽色地に、
紅花、梔子、黄蘗といった植物染料と合成染料を併用し、
紫、刈安、薄潤朱のよろけた格子が織りだされております。

こういったお柄は、流行すたりがあるものではございませんし、
草木の染料は、生きていると言われますので、染めあがったばかり、
織りあがったばかりのお色から、年を経てほどよく枯れ、おだやかに
落ち着いた色彩へと変わる、その変化をご堪能いただきたい
お品となっております。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。


*****************************************
よねざわ新田について
*****************************************
1884年(明治17年)創業
紅花染で有名な米沢にある織元

米沢新田家初代が上杉景勝公と共に越後から
転封となり米沢に移住。
後、十六代目新田留次郎が機屋初代として
1884年に新田を創業した。
当初袴地の製造が主だったもので、品評会にて
数々の賞を授けられ、『米沢袴地といえば新田』
と言われる程であった。
二代目新田熊雄は絽袴などの新製品を開拓。
その後、機屋としてこつこつとものづくりを続け
機屋三代目新田秀次の代で紅花と宿命的な出会いを
果たした。
以来、幻の花と言われた紅花にとり憑かれ、
ひたすら自ら納得のいく色を出すために染色に没頭。
四代目新田英行は、作品づくりにこだわりを持ち、
染・織 一貫生産化を進めた。
現在は五代目新田源太郎がその精神を受け継ぎ、
ものづくりに励んでいる。

【 受賞歴 】
1907年 第4回全国品評会・有功銅賞「袴地」
1907年 山形県織物品評會一等賞
1928年 有功賞「霞無双袴」
1963年 紅花染織研究に着手
1966年 第13回日本伝統工芸展入選
1967年 第7回日本伝統工芸新作展「奨励賞」
1970年 第10回日本工芸新作展入選
1972年 山形新聞三P賞「繁栄賞」
    米澤有為会功労賞
1974年 第1回伝統的工芸品展・通商産業省生活産業局長賞
    斉藤茂吉文化賞
1977年 第17回伝統工芸新作展入選
    米沢文化懇話会文化功労賞
    アテネ・コルフ東洋博物館永久保存
1979年 第17回日本染織作品展文部大臣賞
1987年 第12回日本きもの染織工芸会主催・日本経済新聞社賞
1988年 新潟市美術館出品展示「染織の美~いろとかたち~」
1990年 (財)民族衣装文化普及協会・伝統文化賞受賞
1996年 伝統工芸品産業振興協会会長賞
2001年 米沢市功績章
2006年 第15回河北工芸展入選
2011年 第58回日本伝統工芸展・日本工芸会新人賞
2012年 米沢市芸術文化協会協会賞
2013年 第36回日本染織作家展・中日新聞社賞
2014年 第19回MOA岡田茂吉賞
2015年 第38回日本染織作家展・衆議院議長賞
2016年 米沢織物新作求評会 米沢市長賞
2017年 第51回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会賞
2018年 第7回ものづくり日本大賞 東北経済産業局長賞
その他多数


商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈160cm(適応身長155cm~165cm) (4尺 2寸 2分)
裄丈64.5cm (1尺 7寸 0分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾21.5cm (5寸 7分) 後巾28cm (7寸 4分)
◆八掛の色:濃黄朽葉色・無地
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
染料:紅花、くちなし、きはだ、合成染料


【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm (1尺 8寸 3分) 袖巾35cm (9寸 2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ~40代
(※特に制限はございません、あくまでおすすめのご着用年齢でございます)

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る