商品番号 1403962

【人間国宝 福田喜重】 特選工芸摺箔友禅刺繍訪問着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「霞地萩地紙紋」 良色!清雅な古典のデザイン 身丈162 裄66

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 渡辺より 】
繍技法において重要無形文化財保持者の認定をうけておられる
人間国宝【 福田喜重(ふくだきじゅう) 】氏による…
美しい訪問着のご紹介です。

金彩に、福田喜重氏の真骨頂である刺繍の味わい。

金彩のみのお品ももちろん美しいものでございますが、
この刺繍の繍の素晴らしさ、ぜひともお手元で
ご堪能いただきたく思います。

お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。


【 お色柄 】
生地はおだやかな光沢のオフホワイト地をベースに、
お裾に向かって鳩羽鼠のグラデーションが染め上げられて…

そこに、ふうわり、よごし銀の摺り箔と金彩、
丁寧な繍いにより、萩を込めた地紙が表現されております。

色糸による刺繍の微妙なグラデーション、
細かい作業によって繊細に繍いあしらわれたお柄が
奥行きと深い味わいをかもしだしております。

京繍は細い釜糸と呼ばれる、刺繍専用の糸を用途にあわせて撚り合わせ、
図案や用途にあわせ、43種の技法の中から『点、線、面、立体』と、
それぞれに適した表現方法で刺します。

厚み、ふくらみ、薄手。
人間国宝の技ともなれば、その糸の撚り、繍の均一さ、
本当に見事としか言いようがございません。

どうぞ心ゆくまで…ご堪能くださいませ。
お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。

【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたがおおむね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 福田喜重について 】
1932年(昭和7年) 9月26日生。
1997年(平成9年) 重要無形文化財「刺繡」の保持者に認定。

京都市生まれ。
日本の刺繡家、重要無形文化財保持者。
刺繡では唯一人の人間国宝である。
生地の選定から、染色、摺箔、刺繍を総合的に
発展させ地染と箔のあしらいに刺繍本来の重厚な
雰囲気を現代的に表現して、独自の境地を切り開いた。

京都市立第一工業学校(現・京都市立京都工学院高等学校)
卒業後、父である刺繡家福田喜三郎に1948年から師事。
父からの厳しい指導によって本格的伝統技法を習得。
1956年に父から刺繡業福田商店の経営を引き継ぎ
1970年に福田工芸染繡研究所に社名変更。
1976年に日本工芸会日本伝統工芸展に初入選以降
受賞を重ねる。
1991年に株式会社福田喜を設立して代表取締役を務める。
1997年「刺繍」の分野で初めて人間国宝に認定され、
作家活動とともに後継者育成に尽力している。
作品は和服が主で、刺繍技法としては、撚糸、
無撚糸とも、生地に溶け込み一体となるように
仕上げ、熟練の要る菅繍ほか、摺箔と刺繍を併用する
繍箔に高い技量を持ち、刺繍のみで文様を表現する
素繍(すぬい)の作品を中心に制作。
文様では日本意匠の特質を生かし、割付による
構成や空、雲、水、花などの自然の風物を流動的
に表現する事を得意とする。空間をいかした文様構成や
抑えた色調の中に微妙なグラデーションを施す
明度尊重の配色が特色。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈162cm(適応身長157cm~167cm) (4尺 2寸 8分)
裄丈66cm (1尺 7寸 4分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈48.5cm (1尺 2寸 8分)
前巾23.5cm (6寸 2分) 後巾29.5cm (7寸 8分)
◆八掛の色:藤色・ぼかし

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、観劇 など

◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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