商品番号 1397329

【幻の割込絣】 特選本場大島紬 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「麻の葉」 割込絣のお品が驚愕破格! 身丈151.5 裄64

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
この繊細な絣の技。
是非お手元でご堪能頂きたい逸品です!

紬織物の女王、大島紬。
今回ご紹介するお品は大島紬好きの方が、「いつかは割り込み」と仰る割り込み絣。

寸法も小さめ、訳あり品のためお値打ちにご紹介致します!
どうぞごゆっくりご覧下さいませ。


【お色柄】
シャッシャッと鳴る軽くしなやかな大島紬地。
泥染め特有の黒褐色地に、
画面上でご覧いただけますでしょうか…

本当に細やかな「I」と「E」が作り上げる、精緻な絣のデザイン。
お着物一面に麻の葉の意匠を織りだしました。

古より伝わる伝統的な文様…
その品格と、優美な女性らしさにあふれた一品です。


【状態について】
中古品として仕入れて参りました。
裏地にホック錆がございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)


【割込絣について】
明治30年代のころ永江伊栄温翁によって現在の織締機が発明され、
複雑かつ緻密で変化に富んだ絣や、帯締等の特殊な技法も考案され、
割込み絣がつくられるようになりました。
しかしながら、その締めや織りなどの技法が大変難しかったため、
割込み絣は長らく途絶えていました。

昭和40年代なかばに復活しましたが、現在では本割り込み式を織れる方が、
激減しているため、数も出回らず、すでに入手する事が難しくなっています。

カタスと一元を両方使用していれば「割り込み」とよく勘違いされておりますが、
実際の「割り込み」式の絣糸の配列は、
一元→カタス→一元→カタスと続かなくてはならず、
一元の十字、カタスの「T」字が、ちょうどアルファベットの「I」と「E」を連ねたような表情になります。

割り込み絣を用いることで、平面的な色味の濃淡ではなく、織と絣の重なりによって生まれる3次元的な陰影の表現が可能となります。
また、カタス式、一元式どちらか一方のみでは表現し得なかった、繊細な曲線を表すことも可能です。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈151.5cm(適応身長146.5cm~156.5cm) (4尺 0寸 0分)
裄丈64cm (1尺 6寸 9分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈45.5cm (1尺 2寸 0分)
前巾22.5cm (6寸 0分) 後巾28cm (7寸 4分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm (1尺 8寸 0分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き、行楽など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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