【仕入れ担当 中村より】
ねん金綴れで有名な西陣屈指の名門、
[ 桝屋高尾 ]より、特選名古屋帯のご紹介でございます!
今回のお品は、経緯の糸にねん金糸を用いず太細のある絹糸を使用した
≪北野錦≫と名付けられた織り上げの少ない九寸名古屋帯です。
バイヤー中村より厳選した、
良いお色柄のモノをお届けいたします!
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ!
【お色柄】
しなやかな帯地は、ぜひ手を触れて頂きたいほどの質感。
ふっくらとした絹糸の凹凸による独特の陰影は、
まさに帯地が語りかけてくるかのよう…
落ち着いた墨色をベースに、多彩な絹糸を込めて表現した、
異国情緒あふれる「アメダバードの花文」。
意匠には繊細に銀箔を織り込んで艶やかな印象に仕上げました。
モダンな印象を与えてくれる、
華やかなお色味使いがエレガントなしゃれ味が漂います。
もともと袋帯に比べますと織り上げの少ない名古屋帯。
桝屋高尾が生み出す独特の彩りと構図が高い趣味性を感じさせますので、
普段からお着物をよくお召しになられる方に、
上質クラスの帯としてぜひおすすめしたいと思います。
お着物や帯との出会いは、一期一会です。
枡屋高尾ファンの方にぜひともお届けさせていただきたいと思いますので、
どうぞ末長くご愛用下さいませ。
【桝屋高尾について】
尾張徳川家の蔵品を中心に保管する由緒正しき徳川美術館。
その徳川美術館より、所蔵の貴重な裂の復元の依頼を受け、見事
その復元に成功されたのが、ご存知、西陣桝屋の高尾弘氏でございます。
高尾弘氏は京都名門の織屋・桝屋の生まれ。
名物裂の複製と植物染めの研究に力を注ぎ、無地ねん金の再現など、
織物の美術史的にも大きな功績を残す仕事をされております。
2016年3月、その高尾弘氏を継承する高尾朱子さんによ
る新作発表会が京都にて行われました。
(この会以降の織り上げのお品にはタレ先に従来の
「弘」ではなく、「桝源」と織り込まれます。)
絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織物工業組合証紙No.277 桝屋高尾謹製
おすすめの帯芯:綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、お食事会など
◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、御召
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,100円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,100円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,200円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。