商品番号 1386369

”セール本日最終!” 【創業感謝祭】 【恵大島紬織物 恵積五郎】 特選本場大島紬 9マルキカタス式 有色総絣・一方付け ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「琳派百選」 絣の魔術師の二つ名にふさわしい織技 身丈159 裄67

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 渡辺より 】
恵大島紬織物【 恵積五郎 】の9マルキカタス式、
有色総絣、一方付け(仕立てあがるとお柄が全て上方向に
向くように配された柄付け)の特選品でございます。 

ひと目で分かる色使いと意匠力…
その製織技術の高さと独特の意匠構成をお楽しみ
いただける秀逸なお品。
恵積五郎らしい印象の作品でございます。


【 お色柄 】
オーソドックスなテイカチ(車輪梅)ベースの
泥染めの凛とした黒褐色地をベースに、豊かな彩りの
9マルキカタス式の総絣で、翔鶴や紅白梅図、御所車、
八ツ橋図などが一方付けで織りだされております。

大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く大切にお召しいただきたいお品です。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたがおおむね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。



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恵大島紬織物について
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恵積五郎が興した大島の織元。
1969年に積五郎の息子・恵美知雄が
恵大島紬織物の2代目社長に就任。
恵美知雄が確立した「白恵泥」(白土を使い、
泥染めでありながら白い地色を作り出す技法)
で特許を取得している。
恵大島紬織物の紬は通称「恵大島」とも呼ばれる。
後継者不足により閉業した。

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恵積五郎について
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本場大島紬の染織作家。
恵大島紬織物株式会社を創設した。
藤絹織物の都喜ヱ門とともに昭和の大島紬を牽引し、
特に絣の技術に秀でていたことから「絣の魔術師」
とも呼ばれる。

恵家は島津家に仕えた武士の家柄で家名を萩原といい、
恵積五郎の父・太助が恵家に養子に出されたことで
家名が「恵」に変わった。
恵太助の息子として生まれた積五郎は
父の再婚にともなって家を出で大島紬の職人となる。
戦後、恵大島紬織物を創設。
絣の技術に秀でていた積五郎は「絣の魔術師」と呼ばれ、
他の追随を許さぬ高度な技術を用い絵画として評価しても
おかしくない図案を織物で表現、高い評価を受けた。
その作品は昭和天皇にも献上された。
1988年死去

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈159cm(適応身長154cm~164cm) (4尺 2寸 0分)
裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49.2cm (1尺 3寸 0分)
前巾24cm (6寸 3分) 後巾29cm (7寸 7分)
◆八掛の色:路考茶・ぼかし

【 付属証紙 】
本場大島紬織物協同組合の商標
製織:恵大島紬織物

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm (1尺 8寸 1分) 袖巾35cm (9寸 2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。