商品番号 1370033

【本場奄美大島紬】 本藍染・純泥染 <7マルキ式一元絣> 「藍泥龍郷」 再注目される奄美大島の伝統柄… 探しても見つからない島藍泥の傑作大島!

売切れ、または販売期間が終了しました。


本藍染と泥染を併用した藍泥で表現した、
大島紬の中でも紛れもないハイクラスの逸品をご紹介致します。


【仕入れ担当 吉岡より】
大島紬ならではの深みある彩りと、迫力のある伝統柄に惹かれて
仕入れて参りました!

伝統を受け継ぐ…本場奄美大島の龍郷柄。
古き良き伝統の絣柄は、最近では着物雑誌でも多数取り上げられたりと、
今改めて注目されているようでございます。

今では製作数は大変少なく、鹿児島県大島郡龍郷町で織り手さんがこつこつと織り上げられておりますので、
京都・室町の問屋でも多くをお見かけいたしません。

現在ではほとんど織り上げられていないタイプの創作品かと思います。
シャッシャッという大島特有の絹鳴り、さらりと肌に軽い着心地の良さ…
一度お袖を通されますと、きっとやみつきになることでしょう。

特別仕入れにて、
どうぞお見逃しございませんようにお願いいたします。


【色・柄】
奄美を代表する幾何学の意匠は、自生する蘇鉄の葉とハブの鱗を意匠化したもので、
そのキリリとしたデザインは、伝統柄として今もなお根強いファンがいらっしゃいます。

ご覧いただけますでしょうか。
ごく深い本藍染による濃藍色の地。
その中に感じる、泥染めのシックな焦茶色味は絣締の段階に手を加え
さらに濃淡のように感じさせる変化締めによるもの。

絹地は本藍の濃藍色、龍郷柄の中は泥染めの茶色が合わさった素敵な面持ちの一枚です。
もとは郷愁を誘う明治のお柄でありながら、かえって新鮮、かつモダン。
渋いお色味の大島だからこそ味わえる、大人な風情が大変魅力的です。


【大島紬について】
日本が世界に誇る、細密絣の織物です。

大島紬は完成までに二度織られます。
一度目の締め機は、大島紬独特の精密な絣模様をつけるため。
上下の綿糸によってギュッと締められた部分は防染されて染料が入り込まず、
その染まらなかった部分が絣になるのです。

絣模様をくっきりと作るためには、大変な力で締めつけながら織り込まなければならず、
昔からこの締め機は男性の仕事とされてきました。

図案に合わせ締め機にかける糸を調節し、
確実に数ミリメートル単位の狂いもなく締め込んでいくというのは、緻密で根気のいる作業。
この時点で間違いがあれば、絣模様が出来なくなってしまうため、
力があるだけでは出来ない、神経を使う難しい仕事なのです。

その素晴らしい絹糸を高機による手織りで、一糸一糸心を込めて織り上げられます。
一反を生み出すのに、シンプルなお柄のものでも一か月。
凝った柄行のものですと、優に数か月もの月日を要します。

数センチメートル織り上げては経糸を緩め、一本一本針で絣を合わせていく。
本当に気の遠くなるような作業の繰り返しで、
大変細やかなお柄を、織りによって表現しています。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約12.5m 内巾36.5cm(裄丈69cmまで)
経済産業大臣指定「本場大島紬」の証紙、
草木泥染の証紙、本場奄美大島紬協同組合の証がついております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン 街着、お食事、ショッピング、行楽、パーティーなどに。

◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
地入れ2,750円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て
「大島紬・結城紬」+23,100円(税込)「左記以外の紬」+12,100円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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