商品番号 1354821

●【日本工芸会正会員 故:藍田正雄】 特選傑作極型染塩瀬九寸名古屋帯 ※有名百貨店扱い品 ≪二部式軽装帯仕立て・中古美品≫ 「板引き杢(いたひきもく)」 極み、これぞ…日本の職人技!

売切れ、または販売期間が終了しました。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!



日本工芸会正会員、群馬県指定無形文化財保持者であられた
江戸小紋染め師【 故:藍田正雄 】氏による、
「板引き杢(いたひきもく)」の九寸名古屋帯のご紹介です。

今回、二部式のお品を大変お値打ちに仕入れて参りました。
この機会を大切にお見逃しのなきようにお願い致します。

江戸小紋は武家の裃の柄として用いられ、
現代では礼装にもおしゃれ用にも使えるモダンなきものとして愛されておりますが、
すべてを手仕事で行っている工房は日本でも三軒ほどと言われております。
そのうちの一軒が、藍田正雄さんの工房。
現役の職人であり、伝統の技を次世代に伝える指導者でもある藍田氏。

雑誌「美しいキモノ」にも数々登場しておられましたから、
きっとその神業とも言える職人技をご存知の方も多いことでしょう。
残念ながら2017年7月その生涯を終えられました。

江戸小紋にすべてを捧げた職人。
その技術を守り後世に残すため、自分の学んだ技術を惜しみなく弟子に教え、
私財を投じて「伊勢型紙」を集め…

伊勢の型彫職人の元に通いつめて、新しい型紙まで作る。
徹底したその仕事ぶり、職人としての誇りと江戸小紋への愛…

そんな藍田正雄氏の真骨頂、藍田氏にしかなし得ないといわれた
夏の簾(すだれ)の二枚の揺らぎから発想された引杢染によるお品。

程よくハリがあり、染めつきの良さを感じさせる塩瀬地。
穏やかな灰色地には繊細な万筋に、
ふわり、お太鼓にはごくごくシンプルな霞があしらわれて…

眺めるほどに、手仕事の極み、お柄の妙を感じていただけることでしょう。
まずそうそうご紹介がございませんので…
どうぞお見逃しないようにお願い致します。


■藍田正雄プロフィール

1940年 茨城県竜ヶ崎市に生まれ3歳で高崎に移る
1956年 東京都大井町の染色工房で修業
1966年 高崎に戻り、父と一緒に仕事をする
1977年 群馬町足門(現高崎市)に工房を構える
1983年 日本工芸会正会員となる
1986年 日本伝統工芸染織展 文化庁長官賞
1991年 日本伝統工芸新作展 朝日新聞社賞
    日本伝統工芸新作展 鑑査及び審査委員
1992年 日本伝統工芸染織展 日本経済新聞社賞
1993年 民族衣装文化普及協会名誉総裁三笠宮妃殿下より伝統文化賞授与
1997年 日本伝統工芸染織展 鑑査及び審査委員
1998年 米国カリフォルニア大学及びクーパーヒューイット美術館で実演
    群馬県総合表彰を受ける
    日本絹の里で天皇皇后両陛下へ江戸小紋の技を披露
1999年 群馬県指定重要無形文化財保持者の認定
    フランス リヨンで江戸小紋の実演
2000年 中国 蘇州大学で江戸小紋の実演
   「江戸小紋 藍田正雄・人と作品」展 (群馬県立歴史博物館)
2002年 群馬県功労者表彰
2007年 伊勢型紙技術保存及び伝承者育成保護事業10年
2008年 伝統文化ポーラ賞
    高崎市文化賞
2010年 「藍田正雄の江戸小紋 極小美の世界」展 (高崎市タワー美術館)
2011年 旭日双光章を受章
2013年 高崎市文化賞受賞作家展(高崎市タワー美術館)
    クーパーヒューイット美術館所有の型紙(鳳凰)復刻及び実演
    鳳凰柄着物・マフラー・復刻型紙を当美術館にて永久保存
    日本伝統工芸展60周年記念賞受賞

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
本体の長さ:約110cmの自由形(調整していただけます) 
胴回り約210cm(紐つき)
柄付け:お太鼓柄
※胴巻き部分・お太鼓部分が別れた、二部式のお仕立となっております。


- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 趣味のお集まり、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事 など

◆あわせる着物 色無地、小紋、御召 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)


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