嵐山祐斎として、「夢祐斎」の工房を展開されている
染色作家【 奥田祐斎 】氏による、煌びやかな箔使いの
特選袋帯のご紹介です。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
奥田祐斎―
数々の技法を独自に開発し、草木染において謎とされてきた
「黄櫨染 (こうろぜん)」の再現に成功するなど、常に新しい事に
挑戦するその姿勢は、染色の世界に多大な影響を与えていらっしゃいます。
本品はそんな奥田祐斎氏による、引箔地い
金彩を贅沢にあしらったフォーマルにおすすめの袋帯。
しなやかな織味の帯地は、錆銀から黒、
金彩のよごし箔への変化が味わい深い引箔地。
お柄には、金糸の濃淡に、見る角度で虹の彩りに変更する
レーザー箔の切金をそえた裂取りが大胆に織りだされて…
くっきりと引き立つ箔使いが
個性を感じさせる仕上がりとなっております。
訪問着、付下、色無地、江戸小紋などの
お着物とのコーディネートで印象的な帯姿を
どうぞご堪能くださいませ。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【染色作家 奥田祐斎 略歴】
1950年 紀州熊野で紺屋の4代目に生まれる
1980年 祐斎染色研究所設立
1984年 ジャパンインロッテルダム84シカゴ祐斎コレクション発表
1985年 日本文化展(東京プリンスH)
1986年 香木染(白檀・伽羅)を発表
1987年 天然記念物の大賀蓮染を発表
天台烏薬による打掛を制作
1992年 夢黄櫨染を発表
1997年 日本最古の染500万年前の古木染発表
2003年 嵐山祐斎亭設立
2005年 韓国ドラマ『美しき日々』のコンサートの舞台美術を手掛ける
早乙女太一の舞台衣装を手掛ける
2007年 SONY・ブラヴィアのCMに登場
2008年 フランス・ ルーヴル装飾美術館で開催された
「感性 kansei-Japan Design Exhibition」
(日本のデザイン展)に、夢黄櫨染が推挙され、出展展示
2009年
「奥田祐斎、染の世界」展開催(熊野市文化交流センター)
2010年 旧嵯峨御所 大覚寺門跡へ夢黄櫨染 奉納
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.2m(お仕立て上がり時・以前の規格の長さです)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
※腹の御柄付は片腹(関東腹)です(一方向のみにお柄があります)。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地、江戸小紋 など