西陣でも数少なくなった手織機屋さんのひとつ…
植山織物さんによりすくいで織り上げられた手織りの袋帯のお届けです。
お目に留まりましたらぜひご覧くださいませ!
もともとつづれ機を得意とされている機屋さんですので
同じ技法のすくい織りはお手の物といった感じです。
すくいとは綴れよりより細い糸で下絵に基づいて経糸を
杼ですくうようにしながら織ることから称された技法です。
ざっくりとした織味に綾なされたアイボリーに黄色や青を織り混ぜた帯地。
意匠には「民芸の旅」と銘打たれた、幾何学的な装飾模様が織り出されました。
無地場にも侘び寂びを感じさせ、おしゃれな帯姿を演出します。
また本品は草木で染め上げられた糸を織りこんでおり、
その彩りは奥行きを感じさせます。
おしゃれ訪問着、色無地、紬、小紋…
などのさりげない装いをおのずとドレスアップしてくれるおすすめの一本です。
もちろん量産されているお品ではございません。
西陣の隠れた名品をぜひこだわりのある方にお届け致します。
この機会をお見逃しなく、どうぞよろしくお願い申し上げます。
地糸 絹98% 金銀糸2%
柄糸 絹98% 金銀糸2%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.1109 植山織物謹製
西陣織工業組合の手織り証紙が付いております。
耳の縫製:かがり縫い おすすめの帯芯:綿芯
◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣~袷)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物