◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
手仕事の味わいに心惹かれて…
知る人ぞ知る、米沢最古参の老舗【白根沢】による八寸帯。
他の産地ではまず見られることのできない、こだわりの素材、織りの工夫。
お手元にてじっくりとご堪能頂きたく存じます。
15代伊達晴宗が米沢城を築き、その城で伊達政宗が生まれたという歴史のある米沢。
山形の山奥にある米沢は、江戸時代から続く産業として繊維産業が盛んで、
その織物は米沢織(米織)とよばれております。
その中でも老舗機屋として問屋間でも一目おかれている【白根澤織物】。
白根澤家はその昔、江戸時代中期の大名、上杉鷹山の家臣でした。
しかし当時、米沢藩は財政逼迫の危機に陥っており、上杉家を何とかしようと立ち上がった上杉鷹山公が織物の産地にしようと考え、白根澤家は直々に鷹山公より織物商になることを指示され、以来十一代、およそ200年に渡りその伝統織物を守り続けている機屋さんでございます。
本作は土佐手漉きの和紙でちぎり絵を描いた創作性豊かなひと品。
帯地には、しっかりとしたハリを感じさせる栗繭の帯地を用いました。
栗繭糸とは、栗の葉を食べて栗毛色の糸を産む野蚕から採取する糸のことです。
ふくよかでやわらかな肌触りと光沢ある質感が魅力で、
今ではごく少量しかとれない貴重品となっています。
自然の中でとれた栗繭糸を織込み創り上げた
布地の中に自然の恵みをふんだんに取り込んだ心温まる優しい一本です。
温もり感じる白茶色のざっくりとした風合いの紬地に、
土佐の手漉きで作られた上質の和紙で表現された蔦の意匠。
染でも織りでも表現することのできない特有の彩り、風合い、立体感に心惹かれて。
織のお着物にはもちろんのこと、小紋などのやわらかものにもどうぞ。
お着物通の方に心よりおすすめしたい一条です。
現品限りですのでお早めに。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いです。
絹100%(和紙除く)
長さ約3.6m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まり、和のお稽古
◆あわせる着物 小紋、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。