綴れ帯の名門として名高い≪織昌みやび≫より…
品良きムードに織り上げられた特選本綴れ帯をご紹介致します!
なんと今回は現品限り、破格値にて仕入れて参りました。
百貨店、展示会などでは想像もつかないほどのお値段のつくお品でございます。
自信を持っておすすめ致します。
織昌みやびさんは機を止められておりますので、今後のご紹介はお約束できません。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
本綴れの織リ手さんは、常に指の爪先にヤスリをあて、
その爪を、文字通り「ノコギリの歯のように」刻んでおきます。
文様を織る際には、図案(下絵)を経糸の下に挿し込んで透かし見つつ、
経糸を杼(ひ)ですくい緯糸を越して織り込んでいきます。
そしてノコギリの歯のように刻んだその爪で、緯糸を一本一本掻き寄せ、
織り手さんの感性によって織り込んでいき、
筋立て(すいたて)という櫛で織り固めるのです。
織機が自動的に、その列に入る経糸をひきあげてくれるのではなく、
いちいち一色ずつ、下絵を見ながら手作業にて織り込んでゆく作業になるのです。
清雅な白銀の綴れ地に織りなされた存在感溢れる宝寿慶鳥の意匠。
大人の女性の感性に響くなんとも言いがたい美しさ。
心にすっと落ち着くような、風雅な面持ちをただよわせます。
濃淡どちらの地色の御着物にもあわせていただけますし、
お柄の調和もとりやすいお品ですから、様々に重宝いただけるものと思います。
出すぎず控えめに、しかしゆるぎない格調はそのままに。
名匠の熟練の技と美へのこだわりを感じ取っていただければ幸いです。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m
柄付け:お太鼓柄
西陣織工業組合本爪綴の黒紫証紙がついています。
西陣織工業組合No.438 織昌みやび謹製
太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式、パーティー、式典、お付き添い、格あるお茶会、観劇、ご挨拶など
◆合わせるお着物 訪問着、付け下げ、色無地など