商品番号 1327219

【レア鴛鴦以外のお柄!】 故人間国宝 羽田登喜男 特選仕立て上がり訪問着 「鉄仙花」(中古美品)紋入 身丈158裄64.4

売切れ、または販売期間が終了しました。

重要無形文化財「友禅」保持者、
故人間国宝・羽田登喜男の最高級創作訪問着です。
中古品として仕入れましたが
表裏ともほぼ美品としてお届けできるお品です。

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【裄丈のお直しについて】

概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。

≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm (1尺 8寸 1分) 袖巾は33.3cm(8寸8分)

詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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背中にひとつ五三の桐に中陰紋がはいっています。

加賀と京の友禅を融合させ、手書きの友禅に独自の意匠を見出した巨匠渾身の力作です。
羽田登喜男氏の代名詞ともいうべき代表的文様 鴛鴦。

鴛鴦以外の意匠ももちろん手がけておられますが、
商業ベースでは鴛鴦柄に人気が集中するため、
なかなか他の柄は市場に流通することがございません。

羽田氏は鴛鴦の柄で重要無形文化財技術保持者に指定されたわけではございません。
たぐいまれに見る秀でた審美眼と、
蒔き糊をはじめとする確かな友禅の技術とその表現方法によるものです。
鴛鴦を描くとゆう制限なしに描かれた氏の一味ちがった作品をどうぞご覧ください。

今回の作品はおだやか藍鼠の地におくみから裾に濃淡の蒔蝋をほどこし
前身頃と後身頃から枝葉をはり
可憐に咲く鉄線の花模様を描きあげた1枚です。

シンプルな美の中にも女性らしいエレガントな着姿を演出します。

まさに京と加賀のそれぞれの美を融合させた作品として
その匠の技を堪能していただけることと思います。

あきの来ない独特の存在感と深い趣は、一目でその違いがおわかりいただけることでしょう。
気品、存在感、奥行きの深みをこれほどまでに表現できるのは、
やはり、羽田登喜男さんでしかなし得ない技ではないでしょうか。
また、羽田登喜男さん自身の作品としては、
ご存知にようにご逝去なされましたので今後、
創作される事はほとんどないので大変希少になってまいります。
今回の価格でも今後一切ご紹介できないと思いますので、
こちらは是非大切にお召しいただける方に、母娘代々受け継いでいく一枚として、
大切にお届けさせていただければと願っております。
御寸法があえば、迷うことなくどうぞ!

<羽田登喜男>
明治44年(1911):1月14日金沢市生まれ。
大正14年(1925):金沢で友禅師南野耕月に入門。
昭和06年(1931):京都で曲子光峰に師事。
昭和12年(1937):京都で独立。日本伝統工芸展を中心に活躍。
昭和51年(1976):第23回日本伝統工芸展東京都教育委員会賞、藍綬褒章。
昭和53年(1978):京都府美術工芸功労者。
昭和57年(1982):勲四等瑞宝章。京都府在住。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
背より身丈158cm(適応身長153cm~163cm)(4尺 1寸 8分)
裄丈64.4cm(1尺 7寸 0分) 袖巾32.2cm(8寸 5分)
袖丈52.2cm(1尺 3寸 8分)
前幅234cm(6寸 2分) 後幅30.2cm(8寸 0分)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月から翌5月までの袷(あわせ)の時期

◆店長おすすめ着用年齢 おすすめは20代~50代の方におすすめです!
(※特に制限はございません、あくまでおすすめのご着用年齢でございます)

◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、初釜、園遊会、
ディナーなどフォーマルのお席全般

◆あわせる帯 袋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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