商品番号 1324036

【Premiumブランドフェア】 【本場結城紬】 80山亀甲絣 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「絣格子亀甲文」 見るほどに温もり伝わる… 身丈160 裄64

売切れ、または販売期間が終了しました。

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾35cm (9寸 2分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
おおむね美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


その繊細な絣技術。
その暖かな真綿の質感。
残念ながら証紙はございませんが、
少し織に詳しいお方でしたら、すぐにご判断いただけることでしょう。

見るほどにそのぬくもり伝わる、本場結城紬をお届けいたします。
ぜひともこの機会にお求めくださいませ!


現在本場結城紬に指定されるものは、以下の4つでございます。

(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
本品はこの、まさに(1)にあたるもの。

以下の3つの要件を満たしたものでなければ、認定されることはございません。
 ・手紡ぎの絹糸の使用
 ・手括りの絣
 ・居座機(地機)で織り上げられる事

糸づくりでは、蚕の繭からとれる袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、
口にくわえた木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、もう片側の手前の部分を枠に、
きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。

経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯を調節して織り上げるので、
驚くほどしなやかに仕上がります。

織り子さんが、機と一体化。
そうして少しずつ少しずつ織り進めてゆくのが、地機の本結城でございます。
一反を織り上げるための根気と苦労は、想像を絶します。
その希少性も、きっとお分かりいただけることと思います。

ナチュラルな白茶色のふっくらとした地。
その地に格子に80山亀甲絣を込めて一面に織りなしました。
どのようなお色目の帯もくっきりと冴えわたらせて、
ほっこりと懐かしさも漂う着姿を演出する一枚です。

都会的にも、民芸的にも。
帯あわせ次第でいかようにも着こなしていただけることでしょう。
三代お召しになって味が出るといわれるのも納得のいく素晴らしい地風は、
丁寧に紡いだ上質な真綿を使用しておりますので、本当にしなやかです。
地入れをして、ほどよく糊が抜けますと、驚くほど軽くふっくらとした風合いになります。

織り手さんや絣を括って糸を染める職人さんの根気が伝わってくる確かな織物という美術工芸品。
一流の手仕事の美しさを末長く愛でていただける方にお届けいたします。

洗い張り、仕立て直しを繰り返して、母から娘へと世代を超えて…
どうぞ大切に、歳月を経ることで生まれる織のなじみを肌奥にしっかりとご堪能くださいませ。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈160cm(適応身長155cm~165cm) (4尺 2寸 2分)
裄丈64cm (1尺 6寸 8分) 袖巾32.5cm (8寸 5分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾22cm (5寸 8分) 後巾30cm (8寸 0分)
◆八掛の色:浅紫色

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、ご友人との気軽なお食事、行楽など

◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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