箔糸の奏でる造形美…
帯に造詣のある方なら必ずや耳にされたことが…
織りの宝石、佐波理綴(さはりつづれ)。
その中でも古典の柄付けの雅やかな作品のご紹介です。
■中古品として仕入れてまいりましたが
中無地に締め跡がございますが 柄部分は
おおむね美品です。 裏地がラメ糸使いの金の無地ですので
現在流通しているタイプではございません。初期のころの
作品かと思われます。
幽玄な輝きが宿る、独特の帯地。
明るいスポットライトの下ではもちろん、
モダンな建物や瀟洒なお店などの
薄暗いムードの照明の中でも映える帯を…
というテーマのもと創作された 珠玉の織技術。
織はしなやかでありながら、
程よいシャリ感に、見た目にそぐわぬ軽やかさ。
重厚な彫金を思わせる表情でありながら、お手にとって頂きますと、
予想をよい意味で裏切る、その軽さ。
玉虫のように色彩変化を生み出す箔糸使い。
金砂子のような風情の混色地をベースに、
木枝に枝垂れる紅葉の意匠を6通にわたり織りだしました。
葉の神秘的な色変わりが 見るものをひきつけて
はなしません。
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
絹100%(金銀糸風繊維以外)
長さ約4.4m
本袋帯
六通柄
※『佐波理綴』の織り込みがございます。
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。