【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm (1尺 8寸 8分) 袖巾35.5cm (9寸 4分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆未着用の新古品として仕入れてまいりましたので、仕付け糸もついたままの美品でございます!お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
日本工芸会正会員・羽田登氏の特選訪問着のご紹介です!
人間国宝羽田登喜男氏の意思を受け継ぐ、最高の友禅工房の作品の中から、
お色・お柄ともに大変良い逸品を厳選仕入れして参りましたので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
鴛鴦の柄行で知られる、人間国宝、羽田登喜男氏。
時の流れに磨き抜かれてきた京友禅と加賀友禅。
二つの伝統ある染色技法を学び融合させて、自らの世界を拓いた羽田氏。
お着物好きの方でしたら知らない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
そんな羽田登喜男氏の長男として生を受け、
若き頃は日本画を学び、その後は登喜男氏から京友禅と加賀友禅の伝承を受けます。
あらゆる経験をものづくりに反映させ、自在なものづくりへと昇華させていきました。
そんな登氏の作品は国内だけにとどまらず、
ドイツやフランス、スコットランドなど世界各国で高く評価されています。
現在では京都府指定無形文化財「友禅」保持者として日々制作に励んでおられます。
そんな氏の作品は、具象、非形象にとらわれず、
繊細でありながら力強い作風でございます。
本品もまた、氏の魂がしっかりとこもった一品。
僅かに地紋をおりなしたしなやかな絹地には、
一面に蒔糊を施し、所々にシルエットを忍ばせて…
お柄には、地色に調和した品良き面持ちで重ね色紙の模様を描いております。
一見シンプルでありながら、
やはりそのセンスは他とは一線を画する風格がございます。
仰々しくなりすぎず、幅広く様々なシーンでご愛用いただけることでしょう。
やわらかなお色使い、その空間性。
豊かな表現で見事に描き出した一品を、ぜひお手元でご覧くださいませ。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。
■羽田工房 代表
京都府指定無形文化財「友禅」保持者 羽田 登 氏 (はた のぼる)
1938年 羽田登喜男の長男として京都市に生まれる。
1964年 京都市立美術大学日本画科入学。在学中に第15回京展に日本画で初入選。第6回日展に日本画「岩礁」で初入選。
1964年 京都市立美術大学卒業と同時に染色作家の岸田竹史先生門下となり、1971年まで日展を中心に活動。伝統工芸展出品に向けて8年間公募展出品を休止。
1979年 第26回日本伝統工芸展で訪問着「夕東風」初入選。
1980年 第17回伝統工芸日本染織展で訪問着「桃里」文化庁長官賞を受賞。
1982年 京都工芸美術展で訪問着「潮音」新人賞を受賞。京都府買い上げ。
1984年 日本工芸会正会員に認定。
1988年 第40回京展で訪問着「桃花流水」京都市長賞受賞。京都工芸美術作家協会理事就任。
1990年 日本工芸会総裁賞受賞。
1991年 ドイツ・ケルン市で永楽紘一氏と「京都工芸二人展」開催。
1996年 フランス・リヨン市、リヨン染織美術館で同館主催の特別展「羽田家のキモノ展」開催。
2004年 祇園祭・蟷螂山の後掛「端兆遊泳之図」制作、献納に協力。
2006年 京都府指定無形文化財「友禅」保持者に認定。社団法人日本工芸会理事に就任。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈160cm(適応身長155cm~165cm) (4尺 2寸 2分)
裄丈65cm (1尺 7寸 2分) 袖巾32.5cm (8寸 6分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾30.5cm (8寸 1分)
◆共八掛
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる帯 袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。