ご存知、織楽浅野。
ハイセンスな帯を数多く創作され、その面持ちはファンの方ならすぐに分かるもの。
本品は、お洒落ものの多い織楽浅野さんの中も、
一層際立つ意匠を織り成した特選品でございます。
流通の少ない【盛夏・単衣用】の袋帯でございます。
カジュアルから、フォーマルにも、幅広いシーンでご愛用いただけます。
その格調高きハイセンスな風情をお楽しみ頂けましたら幸いです!
まずはどうぞご覧くださいませ。
織楽浅野のコンセプト、それは「織を楽しむ」という事。
先々代が織屋を始めて八十五年。
その母屋から独立し、創業二十四年。
場所は金閣寺を北へいく京都松山(しょうざん)の一角。
美術書や織物、さまざまな和紙・筆・墨・箸・ポスターなど、
和素材を超えてあらゆるデザインにアンテナをはり、ハイセンスな幾何学美で
独自の世界を演出する「いいもん屋さん」として知られております。
軽くしなやかな風合いの帯地は、柔らかなクリーム色を基調として…
意匠には王冠をモチーフにした雅な装飾模様。
清雅な印象の白糸と金銀糸が相まって気品を放っています。
色数は抑えて、そっと絹艶の美しさを際立たせる…
織楽浅野さんらしいハイセンスを感じさせる面持ちです。
このようなお柄を、さらりとモダンに仕上げてしまうその仕事ぶりに感嘆いたします。
おしゃれ名機の創造性が存分に込められたお品です。
おしゃれ着物ファンも、正統派のお着物ファンの方にも、
ご納得いただける魅力的な後姿を演出してくれるひと品です。
しゃれ訪問着から、色無地、付下げ、小紋、または格高い織のお着物に合わせて、
趣味性たっぷりにお締めいただける一条でございます。
また、軽くしなやかな地風ですので、締めていて心地よく、
長時間のご着用にも優しい風合いを感じさせます。
独特の感性を洗練された意匠で表現する織楽浅野のセンスを…
末永くお楽しみ頂きたく存じます。
この機会、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
絹80% ポリエステル20%(金属糸風繊維)
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2257 織楽浅野謹製
耳の縫製:かがり縫い
おすすめ帯芯:夏綿芯もしくは綿芯
お柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルなパーティー、観劇、コンサート、お食事会など。
◆あわせる着物 洒落ものの訪問着、付下げ、色無地、小紋、紬の訪問着