上田紬

上田紬

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上田紬(うえだつむぎ)は、上田地域(長野県上田市、及び周辺地域)において400年前に戦国時代の有力武将、大名であった「真田昌幸(1547~1611)」が上田城の築城、また地域の産業発展政策の一つとして確立させた「真田織」がルーツである高級紬織物。
1975年(昭和50年)には、国の伝統工芸品に「信州紬」として指定されている。
現在、上田紬を製作されるメーカーは「小岩井紬工房・藤本塩田店・有限会社藤本」など数軒となっている。
上田紬の歴史として、もともとこの上田市の地域(上田市に限らず、長野県全体においても)では、養蚕が非常に盛んであり、「日本における養蚕業の中心地」とし重要な役割を果たしてきた。
現在においても、上田市の町中では「繭蔵(まゆぐら)」や「製糸工場」の建物が残り、当時の面影を感じることができる。
長野県における養蚕の歴史は古く、平安時代にはすでに行われていたとされている。
農家の自家用として自分たちで着る為に、考えられ発展していった養蚕や染色、織物づくりがベースにある。
特に江戸時代(1603〜1868)に入ると全国的な需用増加と共に養蚕業が発展して、長野県の重要な経済活動となった。
養蚕の基盤となる「桑畑」の栽培に長野県の気候、土壌は最適であり、高品質な桑の葉が生産されたことが理由である。
冬場における農家の副業としてうってつけであったことも「養蚕」「絹織物の生産」が盛んになっていった冬は降雪も多いこの地域特有の理由である。
明治時代においては、政府の奨励もあり、養蚕業は更なる発展を遂げた。
日本にとって「絹」は貴重な輸出品になっていき、その中において長野県は養蚕技術の改良桑畑の整備が進み、日本有数の養蚕地域となった。
(他の有名な養蚕地域としては、群馬県、埼玉県、山梨県、栃木県、福島県、新潟県など)
それ以降も昭和半ばまでは蚕種業・養蚕業は非常に盛んであった。
上田紬の特徴としては
「経糸(たていと)」に生糸。
「緯糸(よこいと)」に紬糸。
であることや、糸づくりから、染色、デザイン、織り(足踏み式の手織りが多い)まで多くの製作工程を、一つの工房で手がける「一貫体制」であることが挙げられる。
また伝統工芸品(信州紬として)の指定を受けるものの、比較的自由度が高く創造性が豊かな織物であることも特徴である。
長野県の名産品である「りんご」の樹皮から抽出されて、媒染(ばいせん)された染料を利用することも最近では多いと言われる。
(りんごと一口にいっても、その種類、また媒染の具合により色合いは大きく変わる)
上田紬の着用シーン、コーディネートとして印象的な色彩鮮やかな縞模様や格子柄の生地であれば、そのカラフルでポップな雰囲気を楽しむコーディネートがおすすめ。
最近ではシンプルな無地風のタイプも多く、シンプルでモダンなコーディネートもお楽しみ頂けます。
上田紬の着用シーンでおすすめは、とっておきの高級カジュアルシーン。
おおらかで自由度を感じる上田紬。
思い思いのコーディネートで、個性溢るるお洒落を楽しんでください。
京都きもの市場では、幅広いラインナップで上田紬を取り扱っております。
ご予算やお好みに応じたご提案をいたします。
また、イメージに合った上田紬の作品をお探ししてご提案することも可能です。
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