![大奥の極彩色に呑み込まれるひととき『劇場版モノノ怪 唐傘』 「きもの de シネマ」vol.51](https://www.kimonoichiba.com/media/wp-content/uploads/2024/07/25141214/%E3%82%B5%E3%83%96%E2%91%AA-650x433.jpg)
【 仕入れ担当 中村より 】
月初に恒例で開催されている売り出し会にて、
素晴らしい作品を仕入れることが叶いました。
綺麗な町屋を訪ねると、
素晴らしい作品が一面に飾られております。
「まいどおおきに」
番頭さんに出迎えられ、新作から順に見させていただきます。
その中でも一際目を引いた一条が今回ご紹介の作品。
定番の古典柄でありながら、
専門店をメインに卸されている名門独自の色彩センスを見せつけるひと品。
「やっぱり人気ですからね、御所解は」
その言葉にひと押しされて買い付けてまいりました。
最近では職人さんが少なくなり、
絹の高騰などで創作数が激減している本格京友禅の逸品染帯。
本品のようなこだわりのお品は、
問屋さんに並んでいることはまずございません。
染物好きのバイヤーが自信を持っておすすめさせていただきます。
詳細はお気軽にお問い合わせくださいませ。
まずはどうぞご覧ください。
【 お色柄 】
ぽってりとした厚みのある、
伊と幸ブランドのちりめん地は染め色を一層美しく映えさせて、
良きものと手触りにも感じさせてくれます。
深く上品な紫色を基調にした絹地。
細やかな松桜御所解の意匠が描き出されました。
赤、緑、黄色などの色彩に加えて金彩の雅やかな美匠。
その確かな加工ぶりに、思わず目を奪われる仕上がりです。
卓抜したデザインセンスが見事に表現された、
洗練された個性ある大人のカジュアルを、こころゆくまでご堪能くださいませ。
【 染匠について 】
昔ながらの手染めにこだわり、よき友禅の加工、ハイセンスな
デザインの専門店向けの逸品ばかりを創作されている、
京の工芸染匠のお品でございます。
丁寧な仕事、構図の美しさ、色彩感覚。
匠の洗練されたセンス、確かな技術がダイレクトに伝わって参ります。
染元のお名前は伏せさせて頂いております。
お気になられる方はお気軽にメール・お電話でお問い合わせ下さいませ。