商品番号:1563211
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
深き茜に染まった、ぬくもりの創作布…
植物染料の茜を用いた茜染の手絞りにてお柄をあしらった
紬地の振袖をご紹介いたします。
おそらく岩手盛岡のあの名工房のお品かと存じます。
小紋は儘お見かけいたしますが、本品はお振袖。
おそらくかなりこだわりをお持ちの方が
お誂えをされたのでしょう。
こういったものはほぼごさいません。
通常出会うことのないお品が
お仕立てあがりならではのお値段で入荷しました。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
さらりとしたフシ感のやわらかな紬地。
濃い茜染めで得られた紅葉色地に大輪の菊の意匠を表して。
ひとつひとつ絞りで丁寧に一針一針細密に絞られた極上の工藝味。
高級感を感じさせるお色目で仕上がっております。
シンプルながらも同じものができない希少な一枚です。
ご存知の方は大変お値打ちに思って頂けることと存じます。
ぜひこの機会にご検討くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 茜染について 】
茜染は読んで字のごとく、アカネという
植物の根を使って染める草木染を指す。
茜はアカネ科のつる性の多年生植物であり、
中国や朝鮮半島、日本などのアジア圏に多く
生息する植物で、古くから薬草として用いられており、
浄血や保温、体の活性化といった効果が期待されてきた。
茜染にはその根から採取される赤い染料が用いられる。
茜の根に含まれる紅色色素前駆体のアリザリンを酸化、
ノメタン型のブラジレインに変化させ、赤色を得る。
より酸化が進むほど赤が濃くなり、日光の下で
染色をするとより濃く染まる。
国内の茜染の発祥の地として知られるのが
岩手県で、その昔自生のアカネが豊富だったことから、
1300年前の奈良時代からその根を使って染める茜染の
技法が伝承されてきた。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:緋色
身丈(背より) | 156.5cm (適応身長161.5cm~151.5cm) (4尺1寸3分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 102cm(2尺6寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71.5cm(1尺8寸9分) 袖巾36.5cm(9寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
(※特に制限はございませんがお振袖でございますので
未婚の女性の方におすすめいたします)
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー など
◆あわせる帯 洒落袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。