商品番号:1562599
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
素朴に自由に…
手彫り木版染め作家としてたいへん高名な、
『佐伯武晴氏』による滅多とない作品をご紹介致します。
通好みの日常に寄り添うような
お洒落かつ趣向を凝らしたデザインセンスに心踊らされる作品。
なかなかご紹介する機会に恵まれないお品です。
一期一会のこの機会、どうかお見逃しのないようお願い致します!
【 お色柄 】
ぜんまいを織り込んだ紬地は、ほどよい張りとさらりとした着心地。
軽やかでありながら、温かみがあり、着るたびに体に馴染んで
経緯にすっすっと節が浮かび、地色に自然な濃淡を生み出しております。
その地は柔らかな千草色をベースに意匠には
木版染作家『佐伯武晴氏』により色とりどりの小鳥が一羽ずつ
優しい色合いで表され、静かな森の中のさえずりを思わせるデザイン。
木版染ならではの掠れたような染めの味わいが
大変魅力なひと品でございます。
洒落味溢れる氏の感性をお楽しみください。
他にない表情が、洗練された着姿をお約束いたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【佐伯武晴について】
氏が独自に開発した「手彫り木版染」。
手彫りで型を彫った木版を布に押して染めていく、
大変に手の凝った独特の手法による染め技法でございます。
手で創り上げる美しさに感動したという佐伯氏。
自身の手で「悠久の染色美を築くこと」を信念に、
独自の手法と感性で独創的な作品を創り続けてこられました。
1944年 兵庫県龍野市に生まれる
1963年 インドへの「ぶらり旅」にてインド染色と出会う
1970年 兄・佐伯和夫にデザイン、染色を学ぶ
1972年 再び、南インド、パキスタン、インダス文明の遺跡に染色の原点を求め旅をする
1973年 北インド、ネパールの染織村へ取材
1974年 タイ北部山岳民族の古代染色を求めて、村々へ取材する
1980年 宇治市木幡に染織工房を設立
1994年 京都府和束町に工房移転
・・・着物を通じて染織文化を伝え、現在に至る
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:抹茶色
※ガード加工済み
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 70cm(1尺8寸5分) |
袖巾 | 35.5cm(0尺9寸4分) |
袖丈 | 48cm(1尺2寸7分) |
前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
後巾 | 32cm(8寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状最大寸法です。(ミシン縫製のため)
※ミシン縫製につきましては、お直し時に針穴が
目立つ可能性がございますのでお直しはおすすめできません。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。