商品番号:1562072
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
西陣ばらではの緻密な技術で仕立てられた
紋織御召着物のご紹介でございます。
地紋・織柄・光沢のすべてが調和し、遠目には控えめに、近くで見るほどに奥深い意匠が広がります。
滑らかな風合いと上品な光沢を持ち、訪問着ほどかしこまらず、
無地着物よりも格を保てる絶妙な一枚。
お茶席、観劇、お食事会など、落ち着きのあるフォーマルからセミフォーマルな場におすすめです。
是非ご覧くださいませ。
【お色柄】
絹本来の光沢感が感じられる地は、
サラリとしなやかな風合いから上質が感じられる御召地。
ベースは落ち着いた青磁色を基調に、
お柄には亀甲・竹・桐・花唐草・七宝・花菱など、古典の吉祥文様を
横段の構図に織りなしました。
光の加減で柄が浮かび上がり、静かな中にも華やかさを感じさせる仕上がりです。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
八掛の色:半色暈し
身丈(背より) | 159.5cm (適応身長164.5cm~154.5cm) (4尺2寸1分) |
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裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 27cm(7寸1分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。