商品番号:1562040
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
京都・西陣の伝統が息づく、仕立て上がり袋帯のご紹介です。
しっかりとした織りと上品な光沢感が美しい一本で、フォーマルな場にもふさわしい格式を備えております。
シックな中にも華やぎを感じるデザインで、訪問着や付け下げ、色無地とのコーディネートにも最適です。
裏地まで丁寧に仕立てられており、初めての方にも安心してお使いいただける帯となっております。
帯締め・帯揚げとの合わせ次第で、
季節を問わずお楽しみいただける一本です。
どうぞこの機会に、西陣織の確かな品質をお手元でご堪能ください。
【 お色柄 】
しなやかな帯地は、上品な淡いグレー。
大輪の花をモダンに描いた意匠が特徴です。
白・黒・濃紺のコントラストが美しく、都会的な印象を与えつつも、
伝統美をしっかりと感じさせてくれます。
柄は帯全体にバランスよく配され、締めた際にも華やかな後ろ姿を演出してくれます。
落ち着いた色調ながらも存在感のある柄行きで、
フォーマルな装いにも、ちょっとしたお出かけにも幅広くお使いいただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
着用に差し支えはございませんが、締め跡がございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式、パーティー、式典、お出かけ など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。