商品番号:1561771
【 仕入れ担当 渡辺より 】
紗の空を雁がすべり、奥で金がそっと導く。
視線の角度で立ち上がる、もう一枚の物語…
これぞまさに通好み!
帯芯にも柄を込めて、透け感を活かした
二重の柄表現を用いる、「無双」九寸帯のご紹介です!
まず、制作数が圧倒的に少ないため、
市場で見かけることが滅多とございません。
手掛けられたのは
京都の一流染匠、「一富司」。
上等なお品ばかりを取り扱われ、図案からこだわる一流の染匠さんです。
夏生地だからこそできる、帯芯を活かした構成。
安価では決して表現できないこの表情。
数多く帯をお持ちの方でも、
なかなか、こういった作品には出会う機会はなかったのではないでしょうか。
これぞまさに通好み。
大和撫子の心を揺さぶる、この面持ち。
是非ともお手元にてご覧いただきたく存じます。
期間限定掲載の作品です。
お目に留まりましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
【 お色柄 】
本場小千谷紬による、ほのかに節感を浮かべた紗紬地。
地色はこっくりと深い濃藍色に染め上げて。
お柄には、山々の間を群れで飛ぶ雁の情景を意匠を丁寧な手描きで表現しております。
そして、帯芯には見事な金彩表現で月の意匠を表現し、
紗紬地と重なることで、山々の奥からそっと月が浮かぶ構図が完成いたします。
帯芯ではしっかりとした金彩でありながら、
紗のベールをかけることで、
グッと奥ゆかしい、光の所作でのみ浮き出る表情となります。
無双の帯でなければ成しえない、意匠の重なりが生む立体感と奥行き…
お色をは控えめ、意匠で印象付ける、さすがの名門のセンス。
お洒落に品格ただよう後姿をお楽しみいただければ幸いです。
夏のお着物と合わせて、また単衣(ひとえ)の時期にもご活用いただけます。
絹100% 長さ3.6m(御仕立て上がり時)
お太鼓柄
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期(真冬をのぞく)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、趣味のお集まり、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、紬など