商品番号:1561638
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
素材のぬくもり、おだやかな自然のお色。
丁寧に織り上げられた、手織り長井紬に、
一目で圧倒されるその個性的なデザインの
前田仁仙氏の染めを施した特選袋帯を合わせて。
淡色の紬訪問着をシックな友禅袋帯で飾る
単衣の季節にお薦めのカジュアルコーディネートのご提案です!
セットならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
(着物)
今回ご紹介いたしますのは、
摺り込みで染められた絣糸を込めた緯絣によって
シンプルなデザインを織り成した穏やかな彩りの長井紬です。
ふっくら、やわらかな紬地の風合い。
お色はタテ糸に淡い生成りの糸を用いたことにより
全体に優しい印象に仕上がっております。
お柄には、青やグレーを横段状に加え、
彩りの境目に霞のような絣模様も織り成して
緩やかな彩りの変化が特徴的です。
気取り過ぎない、素朴で味わい深い仕上がりのお品でございます。
現代の感性をも共に織り込んだような、実に品の良いおしゃれな一枚。
ご趣味のお集まりや観劇、ちょっとしたお出かけなどで、
着物雑誌のようなお洒落な装いをしていただけることでしょう。
流行りすたりもご年齢も選ばないデザインでございますので、
大変重宝して頂けることでしょう。
お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。
(帯)
帯地には、織り上げる際に金糸を織り込んだ
金通しの生地を用いました。
地色はシックな黒を基調に、道長の構図に合わせて
蘭茶色や紺、深紫などの染め分けを施して。
意匠には、一面に名物裂に通じる更紗の模様を描きました。
迫力のある構図で、帯地の金糸がキラリと輝き、
「仁仙」氏独特の色使いにて表現されております。
モダンさの中に醸し出される確かな気品と洒落味。
他では見ない色使いによる、表情豊かに飽きのこない帯姿を演出します。
また、全通のお品ですのでお太鼓も出しやすく重宝していただけます。
【商品の状態】
(着物、帯ともに)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 長井紬(置賜紬)について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
山形県の長井盆地周辺で生産されている織物。
山形県の伝統的工芸品に指定されている
米沢織、白鷹織、長井紬を総称して
「置賜紬」と呼ぶ。
絣紬が中心で、絣模様は大柄のものが多い。
八丁撚糸を用いた糸づかいと独自の風合いが特徴。
代表的な絣織として「米琉(よねりゅう)絣」
と呼ばれる琉球絣に似たデザインの織物がある。
【 前田仁仙について 】
京友禅作家
インド・ジャワの文化、ヨーロッパ諸国の文化等の
影響を受け、独特の色彩感覚で洋服に負けない
オシャレを楽しめる着物をコンセプトに
ドイツから直輸入した含金染料に型紙と
丸刷毛を駆使、透明感のある仁仙独特の
色表現の着物、帯を創作している。
摺り友禅の1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、
反物1反を染める摺り染めの回数は1000回以上を
数えるものもある。
現在は二代・前田仁仙(俊和)が主宰
【 略歴 】
1961年 友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる
1985年 京都外国語大学卒業後、株式会社小松屋入社
考案室においてデザイン、配色を学ぶ
1990年 株式会社前仁に入社
父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得
2001年 株式会社前仁専務取締役に就任
役員として仁仙ブランドの構築に努める
2003年 京都誂友禅工業組合理事に就任
2004年 一級技能検定合格
一級染色技能士を称する古都を認められる
2005年 第52回全国小紋友禅染色競技大会・日本図案家協会賞
2006年 第53回全国小紋友禅染色競技大会・京都織物商業組合賞
京都誂友禅染協議会・近畿経済産業局長賞
2010年 京都誂友禅工業協同組合副理事就任
2012年 全国染色協同組合連合会理事就任
2013年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定
【 長井紬(置賜紬)について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
山形県の長井盆地周辺で生産されている織物。
山形県の伝統的工芸品に指定されている
米沢織、白鷹織、長井紬を総称して
「置賜紬」と呼ぶ。
絣紬が中心で、絣模様は大柄のものが多い。
八丁撚糸を用いた糸づかいと独自の風合いが特徴。
代表的な絣織として「米琉(よねりゅう)絣」
と呼ばれる琉球絣に似たデザインの織物がある。
【着物】
表裏:絹100% 縫製:手縫い
居敷当て無し、背伏せ付き
【帯】
絹100% 長さ4.55m(お仕立て上がり)
◇全通柄
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
---|---|
裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 9月~10月(秋単衣の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事、お稽古 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。