商品番号:1561436
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
西陣の技を受け継ぎながらも独自の美を追求し続ける…
上質な物作りで知られる、名門・秦流舎による
単衣御召のご紹介です。
単衣に最適な風合いを備え、
軽やかでありながら確かな存在感を放つ逸品。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
やわらかな白灰の地は仄かにシボ感漂い、肌に付きにくい地風。
お柄には細やかな矢羽根風の模様が縦に流れるように織りなされました。
繊細な文様は規則性を持ちながらも揺らぎを含み、
無地感覚でありながら奥行きある表情を生み出しています。
シンプルでありながら格調を感じさせる…
時代を超えて愛される御召の真髄を、ぜひご堪能ください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 秦流舎について 】
養蚕・織物の技術を古都に伝えた「秦氏」の流れをくむ織元。
西陣伝統の織りの技術にハイセンスなデザイン性、
現代の時風を読んだものづくりの姿勢は、得意とするお召しをはじめ、
全作品に一貫して感じられるものでございます。
「きもの」は、衣裳ではなく「ファッション」として、
今のライフスタイルにも十分融合するモダンでお洒落なもの…
そんな考えをコンセプトに、創造される秦流舎のお着物は、
お着物通の方に大変愛されております。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当無し、背伏せ付き
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 28cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、お茶席、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。