商品番号:1561329
【 仕入れ担当 田渕より 】
伝統の手仕事と現代の感性を調和させ、綿と麻を用いた涼やかな織りは、
盛夏の装いに相応しい軽やかさと丈夫さを兼ね備えています。
滋賀・秦荘の地に受け継がれる秦荘紬の系譜を継ぐ川口織物による
綿麻八寸帯のご紹介です。
通気性に優れ、肌に心地よく馴染む素材感は、
日常の夏着物からカジュアルシーンまで幅広く活躍する一本です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 色柄 】
全体にザックリとした透け感の豊かな風合いを備えた、
素材感溢れる擬紗地。
ごくごく淡い生成色を基調に、
素朴ながらも柔らかな光沢を放ち、夏の光をやさしく受け止めます。
細かな織りの表情は綿麻ならではの自然な風合いを感じさせ、爽やかで清潔感のある印象に。
無地でありながら、織地の繊細な陰影が奥行きを生み、
シンプルさの中に確かな上質さが宿ります。
【 秦荘紬(はたしょうつむぎ)について 】
滋賀の織物といえば、「近江上布」と「秦荘紬」。
琵琶湖東岸よりほど近い、滋賀県秦荘町。
6世紀に大陸から渡ってきた秦氏が伝えた機織りの技術で栄えた町です。
現在では川口織物が秦荘紬を織り上げられておりますが
その製反数は年々減り続け、
残った少数の伝統工芸士が、昔の技法、技術を受け継ぎ製作されております。
麻50% 綿50%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
全通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 小紋、織の着物など