商品番号:1561093
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
淑やかな風情満ちて。
きりりとした絣模様が魅力的な、本場琉球かすりのお着物をご紹介いたします。
南風原にある野原織物工房の代表を務める、
野原俊雄氏による、穏やかな風情満ちた品良き一枚。
年々そのシーズンが長くなる、夏のお着物シーンを素敵に彩ってくれるお品です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
透け感が美しい涼感溢れる生成色の地。
その地に地に表現されたすっきりとした格子に込められたトゥイグワーの絣模様。
爽やかな素材感と彩りが相まって、大変涼やかな印象のお着物でございます。
暑い沖縄の織り人の知恵によって生まれた織りものは、
肌にまとわりつかず、至福のひとときをお楽しみいただけることでしょう。
麻素材のようにも感じますが正絹で織られていますので、オーガンジーのような上品さもあわせ持っています。
夏のカジュアルシーンに品良き佇まいをお楽しみください。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ約12.5m 内巾37.5cm (最長裄丈約71cmまで 最長袖巾肩巾35.5cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。