商品番号:1561063
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
国内外の文化愛好家やコレクターの方々に!
京都の夏を彩る「祇園祭」の山鉾巡行を
精緻に織り上げた希少な逸品袋帯のご紹介いたします。
千年以上の歴史を持つ祇園祭の祭礼の山場となる山鉾巡行。
豪華絢爛な山鉾が都大路を進む姿は「動く美術館」と称され、
京都の町衆文化と職人の技を今に伝えています。
こちらの作品は、そうした祭礼の華やぎをそのまま帯地に写し取ったもの。
緻密な織りは、鉾の意匠や人々の動き、町並みの息遣いまでも再現し、
単なる衣装の枠を超えて、視覚的な文化資料としての価値を備えています。
日本の織物技術の粋を示すとともに、
祇園祭の歴史や美意識を後世に伝える「織られた記録」と言えるでしょう。
衣装として御召しいただければ典雅な装いとなり、
展示すれば一幅の歴史絵巻として鑑賞に耐える。
手にすることで京都の祭礼の空気を纏うような体験を与えてくれることでしょう。
他に類を見ない一点物の芸術品です。
お目に止まりましたら、是非ともお見逃しなくお願いいたします!
【 お色柄 】
金糸をふんだんに用いた艷やかな帯地。
輝きに満ちた箔糸使いは、鉾の煌びやかさや
真夏の太陽に映える巡行の光景を象徴するように、
帯全体に祭礼の雰囲気を漂わせています。
山鉾を飾る懸装品のお柄には、赤や紫、藍といった
伝統的な色彩を取り入れ、雅やかな華やぎを帯地にもたらして。
一方で、町家の屋根や山並みは落ち着いた茶や緑で織り出され、
華美さの中にも京都らしい静謐さを感じさせます。
柄に描かれる人々の姿にも注目です。
力強く鉾を曳く男衆、祭を見守る町人たち――
その一人ひとりの動きや衣装の色合いまでが繊細に表現され、
祭礼の熱気や共同体としての息遣いを伝えています。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
※1週間程度お時間を頂戴いたします。
(GWや年末年始などの長期の土日祝の場合は、お届けに2週間程度お時間がかかる場合がございます)
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.33m
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。