商品番号:1560311
(税込)
【仕入担当 竹中より】
西陣の中でも、伝統を受け継ぎ、その優れた織の技術で
確かなものづくりを続けられている、隠れた名門『紫幸織』より…
特選の袋帯のご紹介でございます!
(証紙などございませんが
過去の取扱いより 紫幸織のお品に間違いございません)
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
締め跡もみうけられず 美品として
お届けできるおすすめの1本です
【お色柄】
これだけの糸使い、密なおりくちでありながら、
しなやかで負担にならない重たさ。
紫幸織ならではの独特の糸使いに、裏表つぎめなく
織り上げられた『本袋』の技法によるよき風合い。
縫い袋にあるような両端の「耳」がございませんので、
お太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄く、前や
横から見ていただいた際のお太鼓の姿が大変綺麗に映ります。
今回ご紹介のお品も、この本袋の味わいを存分にご堪能いただけるお品。
さらりとした手触りの密な帯地。
凛とした黒地をベースに、鮮烈なお色使いの色糸と、
重厚なる金糸の濃淡にて、寿松の意匠を大胆に織り描きだしました。
見れば見るほど引き込まれる、計算された色使いに、
ハイセンスな意匠構成。
お振袖、色留袖、訪問着、付け下げ、色無地などのお着物とのコーディネートで、
他にはないこの風情をご堪能いただけることでしょう。
はやりすたりなく、ご年齢を問わず、末永くお使いいただける
お品でございますので…
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属系繊維除く)
長さ4.37m 紫幸織謹製
本袋帯
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ~50代
◆着用シーン ご結婚式、式典へのご参列、七五三などおつきそいなど
◆あわせる着物 お振袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。