商品番号:1559654
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
通がこだわる夏の和姿。
それは、「季節限定」の贅沢。
お着物ならではの醍醐味…
だからこそ、厳選し吟味してまいりました!
【河合美術織物】より、夏の和姿を魅力的に飾る唐織本袋帯をご紹介いたします!
河合美術の帯は特に唐織の技術に長け、見る者を引き付ける豪華さと特有のふっくらとした優しさがあります。
夏フォーマルの逸品、唐織のボリュームのあるお品をお探しの方に、これは必見かと存じます!
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ。
【色・柄】
唐織が醸し出す落ち着きと風情ある質感。
きめ細やかで羽のように繊細な帯地。
清雅な白を基調とした絽織の帯地に、一面金糸を用いた菱波模様を浮かべ
その中にふっくらとした唐織によって「波扇菊花文」を織り成した
伝統と格式もこの上ない程に卓越したお品です。
その配色からモダンな雰囲気もあり、
老舗名門が現代的センスを織り混ぜた意匠美が感じられます。
格調高い古典の面持ちで、夏のフォーマルに
末永くご愛用して頂けることと思います。
シャリ感のある帯地に、この上ない唐織の質感…
夏唐織のお品のなかでも、一見してその仕上がりの差を感じていただけることでしょう。
一般的な夏帯に満足されないお着物上級者の方にも
必ずやご満足いただける仕上がりでございます。
夏の和姿に、いつもと違う高級感を是非お楽しみください!
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【本袋について】
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、
縫い袋のように、表裏別々に織った後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、
すぐにお分かりいただけるかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
【 河合美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.47
1908年(明治41年)創業
西陣の老舗機屋。
唐織を得意とし、古典を学びそれを現在の感性で
育み、美術織物と呼ばれるにふさわしい芸術性を
兼備した帯を製織している。
下鴨河合神社の社家の一族である
初代河合政次郎が唐織の製織を開始。
1929年二代目河合太三が家業に従事。
初代と力を合わせて家業の発展に尽力。
第二次世界大戦中や戦後の統制経済下に
あっても通産省の手工業技術保持者の指定を受け
西陣織技術保存に多大に貢献する。
1978年に三代目河合大介が社長就任。
後、政次郎、太三両名で唐織の集大成とも
いうべき能装束の復元に全力を注ぎ、
1984年には能楽金剛流二十五世宗家・金剛巌師の
指導、監修のもと、徳川中期の能装束名品十領の
復元を完成。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
お太鼓柄
本袋縫い
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、お祝い事、パーティー、お付き添い、ご挨拶、芸術鑑賞、観劇、同窓会、コンサートなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。