商品番号:1558746
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
欲しいとお探しのファンの方も多い、夏の自然布の最高峰
【 喜如嘉の芭蕉布 】のお着物のご紹介です。
沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、
その名の通り植物の糸芭蕉を原料として
織り上げられた布。
麻より繊維が堅いため軽く張りがあり、風通しが
非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、
一層さらりとした肌触りで、暑い日本の夏のシーズンの
カジュアルスタイルを快適にお楽しみいただけることでしょう。
昨今証紙まで揃ったお品は中々ございません。
自然布のお着物をお探しの方、お目に留まりましたら
是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
おだやかな濃い亜麻色の濃淡地をベースに、
黒に近い黝色(ゆうしょく:青みを帯びた墨色)と
濃褐色の濃淡にて、アキファティ(あきはてる:
飽き果てるぐらい織り継がれてきた柄)のお柄が
織り描きだされております。
古より連綿と織りつがれた琉球珠玉の自然布。
最高のお品です。
全て手結い、手織りで作られております。
【 商品の状態 】
やや使用感、芭蕉繊維独特の繊維の毛羽立ちが
若干ございますが、中古品としてはおおむね
良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 芭蕉布について 】
喜如嘉の芭蕉布
文部科学大臣指定重要無形文化財(1974年4月20日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
糸芭蕉から採取した繊維を使って織られた布。
日本の別名は「蕉紗」。
沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、
その名の通り植物の糸芭蕉を原料として
織り上げられ、沖縄本島の北部に位置する
大宜味 (おおぎみ) 村の喜如嘉 (きじょか)が
主な産地である。
1972年、沖縄が日本に復帰すると同時に、
芭蕉布は県の無形文化財に指定され、かの平良敏子氏が
その保持者としての認定をうけた。
1974年には大宜味村喜如嘉の芭蕉布が
国の重要無形文化財に指定された。
糸芭蕉の繊維は麻より繊維が堅いため軽く張りがあり、
風通しが非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、
一層さらりとした肌触りとなるため、猛暑で夏の長い、
亜熱帯気候の沖縄に最適な織物である。
芭蕉布の原料となる糸芭蕉は、3年ほどかけて
人の背丈を超える大きさになったところで
やっと採取可能な状態となり、1本の糸芭蕉から
20グラム程度という極僅かな採取量である。
1反の布を織るには200本の糸芭蕉が必要とされる。
手績み芭蕉糸100% ※衿裏:絽地(絹) 縫製:手縫い
※居敷当(精華地)付き
※袖丸みあり
※自然布の性質上、繊維の軽い毛羽立ち、フシによる凹凸、
組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
沖縄県伝統工芸品之証
喜如嘉の芭蕉布保存会・喜如嘉の芭蕉布証紙
身丈(背より) | 147cm (適応身長152cm~142cm) (3尺8寸8分) |
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裄丈 | 64.5cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66cm(1尺7寸4分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの夏の名古屋帯、上布、自然布の帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。