商品番号:1558084
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
伝統に則った古典の意匠を細緻に織り成したお品。
名物裂の復元を手掛ける西陣、あらいそより
夏物の紗袋帯のご紹介です。
キモノ通の方やお茶をされている方ならご存知の
あらいそらしいデザインで、夏の訪問着、付下、
色無地、江戸小紋などのお着物とのコーディネートで
上品な帯姿をお楽しみいただける事でしょう。
夏物のご紹介は本当にございません。
本当に数がございませんので
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりとして薄手に織り上げられた帯地。
淡い青竹色を基調にして、
箔糸にて宝亀の横段模様が細緻に織り描き出しました。
訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋などのお着物とのコーディネートで。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 あらいそ(旧:名物裂)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1087
名物裂の復元を手掛ける。
当時の織味そのままに復元することにこだわり、
その味わいを今に表現した帯や小物、茶道具など
多岐に渡り製作。帯のタレ先にあたる箇所に
2つ並んだタツノオトシゴのマークが織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.3m
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 6月~9月の夏・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お付き添い、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。