商品番号:1557231
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
花織ならではの立体的な地風に、銀彩が美しく浮かび上がる――
装いに静かな華やぎを添える、洒落帯のご紹介です。
舞い落ちるように配されたシダの葉。
月明かりを浴びたかのような繊細な光沢と、
抽象的な構図の妙が、大人の洒落心をくすぐります。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
若芽色とグレーで大胆に切り替えた花織の帯地。
その上に、銀彩で描かれた繊細なシダの葉が静かに舞い、浮かぶ霞や月が、幻想的なリズムを生み出しています。
幾何のようでいて自然。自然のようでいて洗練された、
モダンボタニカルな意匠が、見る人の目を惹きつけます。
花織地の軽やかさと、銀のニュアンスがあいまって、
季節を問わず楽しめる一帯に仕上がっています。
また裏面はシンプルな花織の横段模様に織り上げられておりますので
装いや気分に合わせてお好きな面で結んでいただけます。
大人の街着に、ひとさじのアート感を添える一本。
無地感やモダンな小紋、紬との相性が良く、
観劇やギャラリー巡り、お食事会など、ちょっと特別な日のお出かけに最適です。
“気取らず、でも上質”を求める方に、ぜひおすすめしたい洒落帯です。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約4.45m
お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 洒落訪問着・付下げ、色無地、小紋、織り着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。