商品番号:1557048
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
色とりどりの綿糸にて丁寧に織り上げられた、
本場読谷山ミンサーの半巾帯のご紹介です。
ミンは『綿』、サーは『狭い帯』という意味で
沖縄各地では古くからこのような細帯が織られており、
その中でも読谷山ミンサーは独特の浮織と縞を
組み合わせたお柄が特徴的。
流行り廃りないデザインですので木綿のきものや、紬、
ちょっとした小紋、浴衣などなど、カジュアルでも
より気軽かつラフなスタイルにおすすめでございます。
【 お色柄 】
しなやかでいて密な地風の照柿、赤、青などの配色の
間道が織りだされた綿地をベースに、ヤシラミに
串花(グーシバナ)による抽象的な浮紋が重ねて
織りだされております。
【 単衣帯の手先、タレ先の処理について 】
博多織などの袋状になっていない単衣帯(四寸帯)の場合は
手先、タレ先の織の異なる境界を切れ味のよいハサミで
織り目に沿ってまっすぐに断ち切ってください。
※断ち切り箇所が大幅にほつれてくることはございませんが、
気になる箇所がある場合は糸切はさみなどで形を整えて
いただくか、軽くかがっていただくと良いかと存じ上げます。
【 読谷山ミンサーについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
沖縄県中頭郡読谷村周辺で作られている
先染めの木綿糸を使ったたてうね織りの紋織物。
模様にはグシバナ(グーシ花織と呼ばれる
竹ぐしで浮かしたい模様の部分の経糸を
拾いながら紋を作るグーシバナ技法)や
綜絖花(そうこうはな)、手括り(てくくり)で
作られる絣などがあり、これらに縞模様などを
加えて製織されている。
【 串花(グーシバナ)花織について 】
綜絖(そうこう)を用いず、ヘラで開口部をつくって
花織を織り上げていく技法。
横段に竹串を差しはさみ、その部分の糸を浮かせることで
紋様を表現しており、首里織ミンサーなどに多く見られる。
通常の綜絖を用いるものとは異なる、面白い
表情の花織である。
綿:100%
長さ:約3.85m
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
沖縄県伝統工芸品之証
沖縄県織物検査済之証
読谷山花織事業協同組合の証紙
◆最適な着用時期 オールシーズン
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き、普段着にあわせて など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物、綿のお着物、浴衣 など