商品番号:1556826
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
この奥行き、個性、そうそう真似できるものではございません!
はっとするほど目をひきつけるこの風情…
着物上級者やプロに愛好家の多い【誉田屋源兵衛】より、
ハイクラスの「佐岐波布五重奏」シリーズの良柄を仕入れしてまいりました!
経糸を五層に素材別に分け操り織りなされた、
唯一無二の工芸味溢れる美意匠…
端切れが付いておりますので、是非ご覧くださいませ。
本当に…五層もの地を用いて帯地が構成されております。
滅多とご紹介の叶わないひと品でございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【色・柄】
キュッときめ細やかな帯地は、シックな紺鼠色と桑茶色を基調に織り上げて。
一面に、アイボリーや焦茶色を加えて
「連珠七宝」の模様を織り成しました。
昨今ではこのような手の込んだ創作帯は年々減少しております
5つの異なる糸の艶めきは さすが誉田屋と言える、独特のデザインセンス。
どこか、工芸品を見るかのような深みを感じさせる意匠構成。
趣味性豊かながらも、日本文化に基づいた和の美しさが結実しております。
他にはないオリジナルな表情。
またもう一方の面には経錦による太子間道の意匠が織り出され、
モダンながらもどこか古典のような格調のある仕上がりが、
着姿を引き締めてくれることでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ4.5m
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、レセプション、観劇、音楽鑑賞、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。