商品番号:1556802
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
神秘の色彩、貝紫を纏って…
帝王紫を用いて織り上げた
工芸味たっぷりの紬訪問着をご紹介いたします。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れました
仕付け糸もついたままの美品でございます
【 お色柄 】
所々に節を浮かべた、素朴な味わいの紬の地。
オフホワイトをベースに先染糸による
薄藤桃の濃淡のグラデーションが
ボーダーと縦縞を交差させ 富貴な格子模様を、織り暈して。
紬素材のならではのぬくもりと、絶妙なお色味。
和姿にさりげないこだわりを感じさせてくれる事でしょう。
趣味のお集まりや芸術鑑賞、カジュアルパーティー、
ご自慢のお洒落着として是非。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 帝王紫について 】
帝王紫は古くから高貴な色として珍重されてきたもの。
1個の貝からは、ほんのわずかしか染料が採れず、膨大な数の貝が必要とされます。
また、この貝紫は、紫外線を吸収して発色し、
一度染まった色は退色しないという不思議な性質を持っています。
その高貴な彩りと希少性より古代ローマでは、シーザーやクレオパトラなど、
高貴な位の者たちしか使用が許されなかったことから帝王紫と呼ばれる幻の染料です。
【 じゅらくについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.329
※(現・川島織物セルコン 身装・美術工芸営業本部
じゅらく営業部)
豊臣秀吉ゆかりの聚楽第にちなんだ
五三の桐をモチーフに繭玉に見立てたロゴを使用。
じゅらくは帝王紫や黄金繭など素材や染料を開発し、
着物の概念を破る斬新な帯を作り続けてきた
西陣のトップメーカー。
御所人形(別名:伊豆蔵人形)を商いとしていた
伊豆蔵屋を祖とした伊豆蔵福治郎が、1930年(昭和5)に
はじめた織物業『伊豆蔵福機業店』に端を発する。
1964年に「じゅらく」に名を改めた。
現在、川島織物セルコンの子会社として運営しており、
完全受注正産制を取っている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:桃花色
※ガード加工済み
身丈(背より) | 161.5cm (適応身長166.5cm~156.5cm) (4尺2寸6分) |
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裄丈 | 67.4cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 22.8cm(6寸0分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.8cm(1尺8寸7分) 袖巾36.3cm(9寸6分) 袖丈53cm(1尺4寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、ご旅行 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。