商品番号:1556763
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
日本工芸会正会員【 故:市瀬史郎 】氏による
絞り染が味わい深い塩瀬九寸名古屋帯のご紹介でございます。
市瀬氏らしい写実的な絵模様を絞りで表現したお品で、
草花のお柄にポイントで蛙があしらわれた
ユニークなお柄でございます。
また、染の台となりましたのは塩瀬地で、締め心地もよく、
9月から翌年の5月いっぱいまで、9ヶ月間はお締め
いただけますので重宝していただけることでしょう。
【 お色柄 】
さらりと手に滑らかな塩瀬地を、落ち着いた
グレーに染め上げ、絞り染による八手の葉に
カチン染による蛙がすっきりとあしらわれております。
【 商品の状態 】
画像のようにお太鼓や三角などの
無地場にシミが点在、うっすらとヤケがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
リユース品ならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 市瀬史郎について 】
染色作家
日本伝統工芸会正会員
辻が花の大家・故小倉建亮に師事。
友禅と辻が花の技術を取り入れた
独特の作品を創作されていた。
主題を自然の風物に求め、各種の絞りを
併用しながら、明るい色調で写実的な
絵模様を絞りだすところに特徴がある。
淡色で表された優美な柄の作品が多く、
伝統の技を守りつつも先人の意匠に固守しない、
オリジナリティあるデザインが多くの
ファンを魅了している。
日本伝統工芸展には30回入選。
奨励賞を2度受賞。
【 略歴 】
1967年 京都染色作家小倉建亮に入門
1976年 日本伝統工芸展初入選
1994年 京都府無形文化財認定
2009年 京都府指定無形文化財技術保持者
2010年 12月30日死去
絹100%
長さ約3.69m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。