商品番号:1556642
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
ふっくらとした手触り、織りのあたたかみ…
長野県の伝承織物、信州上田紬の
一枚をご紹介いたします。
上田紬らしい素朴な縞の趣きは、装いに落ち着きと個性を添えてくれます。
帯合わせ次第で、カジュアルにも洗練にも――
着回し力に優れた一枚でございます。
お目に留まりましたらどうぞお見逃し無くお願い致します。
【 お色柄 】
信州の自然に育まれた、やわらかな紬地。
節が浮かぶ風合いに、黒・白・茶の糸で細やかな縞を織りなしました。
シンプルでありながらも、奥行きのある表情。
素材の上質さが引き立つ一枚は、
品よく染め帯を合わせても、洒落味ある織り帯を合わせても素敵です。
現代のライフスタイルに寄り添う、飽きのこない紬として
末永くご愛用いただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 上田紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
国指定伝統的工芸品「信州紬」のひとつ。
長野県上田地方、更科、小県、埴科地方、とくに
千曲川上流地帯でつくられる紬織物で、
上田を集散地としたため上田紬と呼ばれた。
江戸寛文年間(1661~73)に伝えられ、
江戸中期ごろから和糸生産の発展につれ、養蚕から
生じる屑繭、玉繭を利用し、農家の副業として
盛んになり、天保年間(1830~44)に最盛期となった。
もともとは玉糸が使用されていたが、現在では
経糸に生糸、緯糸に紬糸(多くは機械を使用する)を用い、
一部は高機による手織であるが、力織機による製織のものが
多くなっている。
絣のものも織り上げはあるが、縞柄が主で、
普段着向きの着尺地として使用される。
厚手で丈夫な地風で、江戸時代には
大島紬や結城紬と並ぶ「日本三大紬」として
一世を風靡した。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛けの色:利休鼠
身丈(背より) | 158.5cm (適応身長163.5cm~153.5cm) (4尺1寸8分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈74cm(1尺9寸5分) 袖巾37.5cm(9寸9分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街歩き、お食事、行楽、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。