商品番号:1556634
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
ご存知、西陣の名門、となみ織物。
高級感と粋なシャレ味を醸し出す一条をご紹介いたします。
古典でありながらも、斬新な意匠でものづくりをされ、
お着物玄人に多くのファンがいらっしゃいます。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
伝統とモダンが調和する、となみ織物製の仕立て上がり袋帯。
黒を基調とした地に、格子状の織りと金銀糸が交差することで、
奥行きと静かな気品を醸し出しています。
そこに創作性あふれる意匠が穏やかな彩りで織りだされました。
帯地に凹凸豊かに浮かぶ緯糸や
よろけた経糸など、味わいある織り表現が洒落た一品です。
流れるように配された色糸の意匠は、扇面地紙のような
まるで風にたなびく霞や川の流れのような有機的なライン。
洗練された意匠は、知的で都会的な装いにぴったりで、
無地感のある小紋や紬、現代的な付け下げとの相性も抜群です。
お出かけや観劇、会食などの場に、
スタイリッシュな個性を添えてくれる一本です。
是非お手元でご愛用頂けましたら幸いです。
【 となみ織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.452
1919年(大正8年)創業
嘉永3年(1850年)、初代礪波宗介が富山県砺波より
組紐師として入洛し創業。後、京都御所の御用となり、
組紐屋から織物へ発展、現在では西陣有数の
帯メーカーのひとつとなった。
日本の伝統産業を担うものとしての責任と誇りを持ち、
時代の新しい美しさを追求したモノづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、趣味のお集まり、お食事など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。