商品番号:1556363
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
澄んだ風が水面をなぞるような…
やさしく繊細な余韻。
練された意匠の調和が、夏の日の佇まいを品よく演出してくれる
特選小紋のご紹介です。
目に映る景色を穏やかに変えながら、
着る人の気配を涼やかに彩る、そんな情景を想わせる一枚です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
滑らかな手触りの絽地は、五泉・小熊ブランドの上質な絽地。
淡く灰みを含んだ白鼠色の地に、風に舞うような芒を流麗にあしらって。
曲線の美しさが際立つ構図は、控えめながらも印象的で、
遠目にも美しい表情を描きます。
目立ちすぎず、埋もれない絶妙な塩梅で、
帯次第で様々な表情に変わるのも魅力。
着姿に風をまとい、涼やかな気品を纏う夏の小紋。
街へ、茶席へ、気の利いたご挨拶へ…凛として涼しげな美しさを添えてくれます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約12.5m 内巾36.5cm(最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
白生地には新潟県五泉の絽地を使用しております。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。