商品番号:1556281
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
染めと織りの先駆的クリエーター【じゅらく】より…
趣たっぷりのムード漂う創作すくい織袋帯をご紹介いたします!
ひと織、ひと織、お柄を調節しながら丁寧におりあげるすくい織。
すっきりと透け感とシャリを残した帯地は、実に繊細で軽やかな仕上がりです。
お目に留まられましたら、どうぞお見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 御色柄 】
漢方薬草で染め上げた、奥行きある赤茶の地に、
多彩な色糸で織りなされたすくい織の抽象文様が映える袋帯です。
帯地は波の様に揺らいで織り出されました。
またしっとりとした地色は、薬草染めならではの自然な深みと艶感があり、
和の趣とモダンな感性が見事に調和しています。
柄部分には一本一本丁寧に織り込まれた線や色面がリズミカルに配置され、
まるで織物で描いた現代アートのよう。
見る角度によって表情を変える立体感が魅力です。
洒落訪問着や付け下げ、無地感のある小紋など、
幅広い装いに合わせていただける一本。
個性と品格を両立したコーディネートに。
【 じゅらくについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.329
※(現・川島織物セルコン 身装・美術工芸営業本部
じゅらく営業部)
豊臣秀吉ゆかりの聚楽第にちなんだ
五三の桐をモチーフに繭玉に見立てたロゴを使用。
じゅらくは帝王紫や黄金繭など素材や染料を開発し、
着物の概念を破る斬新な帯を作り続けてきた
西陣のトップメーカー。
御所人形(別名:伊豆蔵人形)を商いとしていた
伊豆蔵屋を祖とした伊豆蔵福治郎が、1930年(昭和5)に
はじめた織物業『伊豆蔵福機業店』に端を発する。
1964年に「じゅらく」に名を改めた。
現在、川島織物セルコンの子会社として運営しており、
完全受注正産制を取っている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%金属糸以外 長さ3.85m
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン お茶席、観劇、芸術鑑賞、ホテルランチ、お稽古事、行楽、ショッピング、ご友人との気軽なお食事、街着 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。