商品番号:1556258
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
木版更紗作家【 景山雅史 】氏による、野趣あふれる
野蚕紬地に、かすれやにじみが味わい深い木版更紗の
お柄をあしらった洒落袋帯のご紹介です。
木版更紗独特の染の表情をお楽しみいただける
お品で、洒落訪問着や小紋、織のお着物にあわせて
お食事やおでかけなどのカジュアルシーンの
帯姿に重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
薄手に織り上げられた、フシ感豊かな濃朽葉色の
野蚕紬地に、落ち着いた彩りで花唐草に装飾的な
額縁のようなデザインが大胆にあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 景山雅史について 】
染色作家(木版更紗)
【 経歴 】
1946年 京都生まれ 同志社大学卒業
1978年 タイで更紗に出会う
1980年 紅型染めの栗山吉三郎氏に師事、
木版更紗の創作活動開始
第一回古典開催
1982年 染織作家展入選
雑誌「婦人画報」に個性派染織家として取り上げられる
2001年 衛星放送「景山雅史の一日」放映
CMや舞台衣装も幅広く手掛ける
【 木版更紗について 】
唐草、樹木、ペイズリー、人物、動物などを表す
模様染めの布地を総称して更紗と呼ぶ。
起源は古代インドを発祥とする木版更紗に始まると
言われており、青銅器時代に栄えたモヘンジョダロ、
ハラパーをはじめ古代遺跡から発見、発掘されている
染織更紗は、紀元前2000年前から1000年前後に
シルクロード等を経てオリエント、中国、エジプト、
トルコなど世界各地に伝搬。
各地でバティック、プリンテッドコットンなど様々な
名称で呼ばれるようになった。
日本には室町時代中頃、勘合船による中国との
貿易により渡来したとされる。
1598(慶長3)年には鍋島藩主の鍋島直茂が
朝鮮から日本へ連れ帰った九山道清が創始した
「鍋島更紗」が制作された。
鍋島更紗は江戸時代後期に日本の各地に広がり、
天草更紗、長崎更紗、堺更紗、京更紗、江戸更紗など
日本各地で後の世の染色技法に影響を及ぼした。
絹100%
長さ4.5m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、小紋、無地紬 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。