商品番号:1556146
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
古来インドマハラジャの婚礼衣装などに用いられた
ゴールデンムガの生地に、ボリュームのある
手刺繍にてお柄をあしらった特選洒落袋帯のご紹介です。
帯地の野蚕独特の素材感に刺繍によるお柄が
味わいお品で、洒落訪問着、付下、小紋、
織のお着物などにあわせて個性的かつ
こだわりを感じさせる帯姿をお楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
薄手に織り上げられた、フシ感豊かな野蚕紬地うぃ
濃くくすんだ葡萄色に染め上げ、紫系の濃淡の糸と
ライトベージュ、グレーの糸と光沢をおさえた金糸を
用いた手刺繍で装飾的な唐花にペイズリー、孔雀のお柄が
大胆にあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 ムガ蚕について 】
インド東北部の州アッサムに生息する蚕で、
ホオノキ、木蓮などの葉を食べながら成長し、
黄金色の繭を紡ぐ。
アッサムの養蚕の内訳はムガ蚕65%、エリ蚕25%、
家蚕(普通の蚕)8%、タッサー蚕2%。
季節によって繭の質が異なるため商品価値のある
繭が採れるのは年のうち数ヶ月で通常の絹の0.5%
しか取れないため大変高価な糸である。
ムガ蚕の繊維の太さは4.5デニール程度。
他の絹に比べて汗や水分を吸収しにくいが、
ハリがあり、シルクの中でも特に軽く強いという
特性を持っており、古代から王衣や芸術品に用いられた。
別名「ゴールデンシルク」「シルクの宝石」とも。
ムガ蚕の繭からは生糸の他、ギッチャ糸(出殻繭から紡がれる糸)、
カティア糸(繰糸クズから紡がれる糸)なども取れる。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.56m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、小紋、無地紬 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。