商品番号:1554593
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
涼やかな風が通り抜けるような、清楚で凛とした佇まい。
堅絽の凛とした地風に、繊細な友禅の筆致で描かれた草花がどこか詩的な余韻を残します。
静かに咲く花々は、派手さはなくとも目を引き、見る者の心にそっと染み入る優しさをたたえています。
真夏の盛りにも気品を崩さず、美しく涼を纏う装いを…
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかな堅絽の生地は、涼やかなアイボリー。
意匠には柔らかな配色の草花が品よく配されています。
柄は控えめながら奥行きがあり、縞のように浮かぶ堅絽が、清涼感を一層引き立てています。
装いの印象を静かに引き立てる、夏の付下げ。
気負わず、それでいて凛とした気品を保つこの一枚は、
お茶席やご挨拶、さりげない集いの席にも最適です。
日本の夏にふさわしい、
涼やかで奥ゆかしい一着として長くご愛用いただけることでしょう。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約185cm 内巾35.5cm (最長裄丈約67cmまで 最長袖巾肩巾33.5cmまで)
白生地には新潟県五泉の堅絽地を使用しております。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、芸術鑑賞、お食事会、お茶席など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。