商品番号:1554340
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
本物の「本塩沢」を織り上げることのできる数少ない織り元のひとつ、「星野」。
その老舗名織屋さんの、大変希少な≪夏物≫のご案内です。
今回実際にお話を伺ってきました。
職人さんの高齢化に伴い、
需要の少ない夏物はどんどん希少になっているとのこと。
それに伴いお値段もどんどん高額になっております。
まだお品のあるうちに…。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
ほのかな透け感を魅せる涼味…
爽やかな白色の地に、
黒の細縞模様をあらわしました。
シンプルなお柄は帯合わせもしやすいですし、
飽きも来ずに重宝していただけることでしょう。
【 ほし乃駒について 】
丈夫で軽く、しかも、大変美しい仕上がりの本品は「ほし乃駒」と名づけられ、
専門店でも星野さんの塩沢は強い信頼を受けております。本塩沢の質で言えば、間違いなくトップクラスのお品です。
今では希少品となりました玉繭を原料とし、八丁撚糸機で強撚した玉駒を使用しております。
夏のお召し物には欠かせない、シャリ感と通気性に富み、
玉糸の特長でもある節糸は見る人にも涼感を与え、その着心地は非常に優れております。
夏塩沢には、特別に練(ね)りと撚(よ)りを工夫した経糸・緯糸を用います。
生み出されるのは、清涼感のあるサラリとした肌触りです。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹100%
長さ約12.3m 内巾約38.5cm(裄最長約73cm前後)
塩沢織物工業協同組合の証紙がついております。
星野織物謹製
◆最適な着用時期 盛夏・夏前単衣(5月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。