商品番号:1553821
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
夏の織物の逸品クラス【 越後上布 】のご紹介です。
重要無形文化財指定の越後上布の織元
本田織物工場【 本田瀧右衛門 】より、
経緯ともに紡績糸(ラミー)を用いたシンプルな
蚊絣が織りだされたお品。
経(たて)・緯(よこ)糸とも青芋の手績みの糸を用い、
いざり機で織った重要無形文化財指定技術使用のものでは
ございませんが、糸をラミー糸に置き換えただけで
絣は伝統的な手括りで行われており、麻素材の持つ
独特の質感、軽やかな着心地をご堪能頂ける仕上がり。
帯合わせで印象が変わる無地に近いデザインですので
夏のシーズンのラフで気軽なカジュアルスタイルに
末永く活躍してくれることでしょう。
【 お色柄 】
細いラミー糸を用いて織り上げた、薄手でハリと
シャリ感のあるオフホワイトに経方向に薄茶の
杢が浮かぶ麻地に、細やかな蚊絣が一面に織りだされております。
【 越後上布のおおまかな種類について 】
■重要無形文化財指定の越後上布…経緯糸共に苧麻を使用
1955年「越後縮」重要無形文化財指定。
その後1960年に指定名称が「小千谷縮・越後上布」に
変更され現在にいたる。
2009年ユネスコの無形文化遺産に登録。
■古代越後上布…経糸にラミー糸(苧麻の紡績糸)、高機での織り
■越後上布…経緯糸ともにラミー糸使用
となる。
【 重要無形文化財 越後上布 について 】
産地:新潟県魚沼地方
重要無形文化財総合指定第1号
ユネスコ世界無形文化遺産指定
現在では新潟県南魚沼市、小千谷市を中心に生産される
苧麻(ちょま、からむし)を原料とする織物
新潟県魚沼地方では、湿度の高い雪国の自然環境、
風土が麻織物の生産に適していたため、古来より
農閑期の冬仕事として、受け継がれており、
その歴史は非常に古く、1200年前の奈良時代
天平年間に織られた麻布が正倉院の宝物として
保存されている。
江戸時代には幕府御用となり、天明から文化期の
最盛期には 年間20万反もの生産高に及ぶ
一大産業であった。
明治時代以降は近代化とともに工業化が進み
古来からの 形態で生産される製品が激減。
貴重な技術を絶やさぬため、小千谷と塩沢の
両産地によって技術保存協会が設立。
後、1955年(昭和30年)5月12日に
国の重要無形文化財総合指定第1号に指定された。
また、2009年(平成21年)9月30日に、
ユネスコ(国際連合教育科学文化 機関)の
無形文化遺産に登録。
日本の染織技術としては第一号となる。
越後上布の素材である糸は、まず苧殻を抜き、
上布の原料となる皮の肉質をそぎ落として
繊維だけを取り、それを爪と指先で裂いて
より合わせてつくる。
緯糸は一反分を仕上げるのに約3ヶ月、
経糸は7ヶ月かかる。
糸作りのできる職人が減り、現在重要無形文化財の
認定を受ける「越後上布」の年間生産反数は
ごくわずかとなった。
越後上布・小千谷縮布の重要無形文化財指定要件は下記
一、すべて苧麻を手績みした糸を使用すること
一、絣模様をつける場合は手くびりによること
一、いざり機で織ること
一、しぼとりをする場合は湯もみ、足ぶみによること
一、さらしは雪晒しによること
経糸・緯糸:ラミー(苧麻(青苧)の紡績糸)100番
長さ:約12.6m
内巾:約38cm(最長裄丈約72cm 袖巾肩巾36cm)
※自然布の性質上、繊維の軽い毛羽立ち、フシによる凹凸、
組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
本田織物工場の証紙(生産工房の証紙)
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏物の洒落袋帯、名古屋帯、上布、自然布の帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
特殊地入れ11,000円+麻衿裏6,600円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
・ポリエステル糸でのお仕立てとなります。
絹糸での縫製ご希望の場合は、その旨必ずご指示下さい。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)